今日はマジメに仕事の話。中間管理職になってからリスクマネージャー(以下RM)を兼任してます。病棟の安全対策・事故発生時の対応・レポートの処理・当事者(スタッフ)との振り返りetc要するに安全と事故に対する責任者ってところです。正直言って事故は少なくないです。先日上半期の報告書を書きましたが、やはり多いです。減りませんね。程度の問題もありますが、ケアレスミスが何と多いことか。「誰かが観ていると思った」とか「さっき観たから大丈夫だと思った」とか無責任な理由が多いのも事実。さらに困るのが事故を「他人」に発見されるケースが多いこと。自分でやっちゃったケド、その後自分の目で確認をして発見! というならまだマシ。でも「他人」に発見されるケースほど手に負えないものはありません。。。ワタクシ個人は人間なんだからエラーをしないってことは絶対にあり得ないと思ってます。医療従事者として不謹慎かも知れませんが、人間は絶対に間違いを起こしてしまいます!だからこそ大切なのはエラーに至ったプロセスだと思います。事故を起こしても自分で見つけられる観察力があればそれで良いし、起こした後、自分を冷静に振り返られる人間は救いがあります。そういう人間を育てるのもRMの役割ですが、これがなかなか難しい。最近の若いコは(→オヤジみたいで好きな言い方ではないですが・・・)どういうワケか責任転嫁する傾向があります。自分の病棟に限った話なのかも知れませんが。ヘタするとこっちに逆ギレされることも。何だか悲しい話ですがこれが事実なんですね~。ま、ワタクシの力不足と言えばそれまで!ですが・・・。幸いにも?RMになってから、世間で大々的に取り上げられるような大事故には遭遇していません。しかしそれは「たまたま」だと思ってます。先にも書きましたが「人間は絶対に事故る」と言うのがワタクシの考えですので、同じ理由のエラーでも結果的には患者様が元気な人だったから死なずに済んだ。と言うこともあれば、逆なこともあり得るワケで・・・。常に安全を意識して仕事するのは正直疲れますが、国家資格を持つプロとして責任ある仕事をしたいものです。