剛力さんからの突然の通告。

 

LINEで送られてきたその通告に対して、どのように返信をすればいいのか、分からなかった。そして、行き場のない怒りに襲われた。

 

どうして、、、

 

どこの何奴が剛力さんを、、、

 

許すまじ、、、

 

職場に出会い全くないって言ってたじゃん、、、

 

うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

 

心の中で、様々な感情が湧き上がり、どうしようもなかった。

一瞬、感情に任せて返信をしてしまいそうになったが、ふと自分の中のリトル司(本田圭介のリトル本田的なやつ)が語りかけてきた。

 

「別に付き合ってたわけでもないし、それで剛力さんに当たるのは違うじゃん」

 

「俺が勝手にいい雰囲気だと勘違いしてただけで、向こうはそうでもなかったってことじゃないの?それで、捨て台詞を吐くのはダサくないっすか」

 

「むしろ剛力さんの婚活に幸あれくらい言える男になろーよ、ね?」

 

リトル司の言う通りだ。

何を勘違いしているんだ。彼氏でもなんでもないだろ。ここで剛力さんを傷つけるような真似をしたら、男が廃るだろ!

 

そう思い、剛力さんとは、以下のようなやり取りで終わった。

 

アイアン司:「そっかぁ〜、それはしゃーないな!俺としてはめっちゃ残念だなぁ。。。その人と上手くいくといいね!頑張ってな!応援してます!」

 

剛力さん:「うん!ありがとう!」(この後、ウサギの訳わからんがんばれスタンプ)

 

その返信の速さとあっさりした内容が虚しくかつ、自分を惨めにしているようだった。その後、もう思い出したくないため、剛力さんとのトーク履歴は全て抹消。剛力さんとの時間は幕を閉じた、、、、、、かに思えた。

 

 

その1年半後、思わぬアディショナルタイムに突入する。

 

 

続く、、、