最後の更新 | イロクイ。ゆーりオフィシャルブログ「かんがえるくちびる」by Ameba

最後の更新


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ステージ



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早めの誕生日ケーキ




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ステージ




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差し入れ




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差し入れ





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手紙





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手紙





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色紙















今度こそさよなら
また、だの、いつか、だの

僕は約束出来ないことは言えない



これから先、生きるも死ぬも何もわかんないけど

岡田悠太に戻って少し考えてみようかな


今はもうなーんにも写らない東京の空を見上げながら

誰も思わず、何も求めず、何でもない自分と相談してみようかな




しばらくはツイッターでなんかつぶやいてるよ
なんかだらだら売名ブログ書くのももうしんどいしね

意味もないし。


ま、探してみてください

もう僕は誰でもないけどね。





最後にも言ったけどビジュアル系の茶番も

まあまあ楽しかったよ


本当に伝えたかったことも

本当のワガママも

本当の目標も

結局誰にも言えなかったけどさ



僕の唄を、言葉を聞いた誰かが

本当の意味で人を想像出来る人になることが出来たなら

この先、大切な人に、本当の家族に

人に、命あるものに、形あるもの全てに想像することが出来る人になることが出来たなら

その時初めて僕は体面だけで生きていたんじゃないって

思えると思う。


僕はカッコいいことも言えず

ただ客観的な物言いをしたとしても

冷静に芯にあるものを伝えようとしても

アーティスティックの枠を超えたら『毒舌』と評されるのが実は大嫌いだった

愛があるとか好きだとか言われてもファンから勝手に『毒舌』と評されるのが本当に嫌だった

本当に大事な事を伝えても僕は、僕は毒でしかなったのか。と

何を訴えてもこの業界の枠にはめて打ち返されるのにも疲れてしまった

手紙を読んでいても涙を流しても感じても

やっぱりほとんど伝わっていなかった

どれもこれも愛に溢れていてそれでいて勝手過ぎる言葉ばかりだった

無責任に美しくいなきゃならないこの業界で

自分だけがなんだかますます滑稽に思えた

メンバーの事もますます理解できなかった。



それでも

何か残せたと思える瞬間がそれぞれに産まれたなら

それでいいのかなって

そう飲み込んだときに

ああ、イロクイ。ゆーりが消えたんだと思った。





それじゃあね


幸せ探し

皆さんに託します


ありがとうもごめんねも

カッコいい人たちと勝手に交わし合って下さい。





イロクイ。もイロクイ。のボーカリストのゆーりも

二度とステージには戻って来ません

『終わり』は『終わり』なんです。


君達はこれから先僕を忘れていく

僕の本当の言葉も声も顔も忘れていく

忘れないでくれなんて言わない

先を見ろとも受け入れろとも言わない





ただ、

人間は『考え』、『想像』することが出来る


人の気持ちを「解る」必要も理解する必要もないただ「想像」することが出来る。

毒舌だとか優しい言葉だとか

カッコいい、カッコ悪い、綺麗、不細工だとかをかいくぐって


その奥にある本当の『優しさ』を『苦しみ』を

『痛み』を『嬉しさ』を『声』を

『夢』を



想像することが出来る

そのことを忘れないで生きていって欲しい

それがイロクイ。ゆーりが最後に伝えたかったことなんだと思います。







20数年生きた中で、

イロクイ。ゆーりの人生は

なかなか面白い人生だったよ。




さよなら、家族と呼んだ人たち

さよなら一緒にステージに立った人たち

さよなら僕。