つゆひとつにもこころがみえるあさ | イロクイ。ゆーりオフィシャルブログ「かんがえるくちびる」by Ameba

つゆひとつにもこころがみえるあさ

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さっき大切な人を亡くしたってジュリエットからメッセージがあったんだ。

それは僕がロミオだから僕たちがそうだから伝えてくれたのかもわからないし書いていいのかもわからないけど僕は伝えたい事を書くだけ。

僕も昔大切な人を亡くした事があります。
もちろん僕だってそんな事があったら身体も精神も凍り付いて身動き出来ない。
そのジュリエットも今何も手に付かず立ち上がる事さえ出来ないかもしれないしそれが当たり前だと思う。
僕はね『残された者』だとか『置いていってしまった』とか言うのも思うのも違うと思ってんだ。

肉体的な存在は確かに無くなってしまっかもしれない。

でもね。物理的な言葉を交わせないから、肉体が見えないからと言って大切な人は消えてしまったわけじゃないと思うんだ。
置いてきぼりでもさようならでもないただ違う世界で、いつか誰も行き着く、産まれた瞬間から向かっていた場所にちょっと先に行っただけだと思うんだ。
その人との毎日、笑顔、泣き顔全部知っているなら
いつまでも、いつか自分がその世界にたどり着く日まで持って生きてあげよう
それっていつまでも一緒に生きているって事なんじゃないかな?
大切な気持ちがいつまでもあれば誰もが待っていて地上に居る自分たちが手を繋げていられるんじゃないかな?

今は戸惑い、全身に鎖が絡まるような重さに身動き出来ないかもしれない。

でも絶対に忘れないで過ごしたひとつひとつ全部抱き締めて一緒にこの世界で生きてゆけるのが一番の方法だと思うんだ僕は。

それを忘れないで自分のタイミングでまた笑ってみたらきっと笑って一緒に生きる大切な人の顔が見えてくると思うんだ。
焦る事も無理をする事もない
あくまで自分のタイミングで相手の事を感じられた時に笑ってみたらいい

そんな時に僕らの楽曲へ僕の言葉へ依存して涙流して笑って貰えるような存在でありたいそんな意味も込めて。


アーティストとしてたくさんのジュリエットたちに伝えてゆかなきゃならない僕だけどそうやって依存してくれる限り何処までも密接な僕という存在を掲げる限り伝えたい事はそのまま伝えてゆきたい のです。


哀しみは消すものじゃなく一緒に生きてゆくものだと思うんです。

人は皆そうやって人生を唄ってゆくんじゃないかなと

思うんだ。