理想とは常に2分の1の法則であるべきだ | イロクイ。ゆーりオフィシャルブログ「かんがえるくちびる」by Ameba

理想とは常に2分の1の法則であるべきだ

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4年目を迎えるという事は今までよりも更に高い場所で唄う歌を持って更に比較を持てない存在となるべく歩むべきなのです。

だけど今までに無いものを追い求める上で絶対に忘れてはいけないのは3年間培った全てのものなわけで。

ただバンドと言う存在を維持する為のアーティストとファンという関係性なんて僕にはわからない。

奏でるものが提示したものをただなぞらえて聴く音楽というかたちが普遍的ならば
もっと密接で一緒に追い求めるかたちを創れたなら何処までも続く共有出来る空間を創ってゆくのを『音楽』としてもいいんじゃないかと思うんだ。
そのかたちを『イロクイ。』で創りたい。
イロクイ。が新しい音楽そのものでありたいと思う。


ヒメゴトで始まったイロクイ。

僕はヒメゴトだって春色片想いだって大好きだよ。

ただいつまでもそれに固執したものをやっていたって新しいものは産まれてこない。

先ずは全てを手に取って自分のものにしてみたらいい。

今までの3年間には忘れるべき事なんて踏みつけていい事なんてひとつもない。

これからも単独公演やイベントで昔の曲だって空間としてアプローチするけど

次々階段を登ってゆくように創り出す言葉と音ももう一度しっかり手に取ってみてほしい。

全部が僕らで
全部が皆のものなんだから。


僕はくだらない雑記や喧騒に囲まれた中でイロクイ。と手を繋いだ皆がいつまでも唯一染まらない存在で居られたらそれでいい。

泣いて笑っていつまでも一緒に居られたらそれでいいんだ。