誰にも、大切な人とのさよならの日はおとずれます。
もし、その日が、あとどのくらいで訪れるのかがわかったら、
どうする?
悲しくて、寂しくて、胸が苦しくて痛くて、
とても、つらいよ…。
でも そんな苦しい気持ちだけ毎日を過ごすより、
その中で、しっかり前をみて過ごしたい。
あるとき、その方法に気がついた。
「その日」まで、その人に、
「ありがとう」を、たくさん伝えること。
わざわざ言葉にしなくてもいい、
ありがとうの気持ちを込めて接する、
ありがとうの気持ちを込めて何かをする。
今まで分のありがとうを、全部伝えるつもりで、
その人と接する。
そうすると、明るい気持ち、前を向く気力、笑顔、
今、ここ、この瞬間の奇跡、愛しさ、感謝に気がつける。
わたしは、これを「ありがとう強化期間」なんて、
わざわざ名付けたけれど、
ツラい気持ちの中にも、力を見つけられました
「その日」が過ぎたあと、後悔しないように、
たくさんの「ありがとう」を、伝えておこう。
みんなにこの方法が有効ではないかもしれないけれど、
必要の誰かに届きますように。
夕方の川は、金色に染まってより輝いていました。