きょうは、亡き父の誕生日、そして祖父の命日でもあります。
そう、父の誕生日に、祖父は亡くなりました。
今でも、その日のことをよく覚えています。
父と母、わたしの3人で看取りました。
あまり自分の本音を話さない父が、
小さな声で、「きょう、僕の誕生日なのに・・・」と、
つぶやきました。
そのとき、わたしは何と言っていいかわからず、
ただ、「うん、そうだね。」としか言えませんでした。
その日からずっと後になって、知ったことがあります。
誕生日の日に親が亡くなるのは、
その子の誕生日を見届けて、安心して旅立つのだと。
そのことを、父に教えてあげたかったなぁ・・・。
きょうは、そんなことを毎年思い出す日でもあります。
そして毎年、父が好きだった、
おそらく祖父も好きだった(記憶がちょっとあいまい^^;)、
“どらやき”を買ってきて、あれこれ思い出しながらいただきます。
わたし流、ご先祖さまを思う日の過ごし方