ボイトレの話。
師匠から頂いたアドバイス。
ここはこう聴かせたいんだ!
という、
自分が一番好きな声で歌いましょう。
出す声に、
責任を持ちましょう。
とのことだった。
“出す声に責任を持つ”。
これは、恐らく、
高音を地声で歌いきらずに、
裏声で逃げてしまったり、
息つぎを失敗して、
呼吸が足りなくなって苦しくなったり、
深く響かせるところを
踏ん張りが足りなくて、
薄っぺらになってしまったりしている。
そういうのは、卒業して、
一音一音、丁寧に完成度を高めましょう。
ということなのだと思う。
ここで、疑問なのだが、
例えば、だいぶ前の動画。
相方のギタリストとの練習の様子。
お客様はいないので、
私は何も考えずに歌っている。
「無責任」な状態。
カメラが回っている意識もない。
完全に素。
ただただ、気持ちがいい。
自己満足な状態。
※音が出ない時は、動画右上の音量ボタンを1〜2回押してみてね!
だけど、これは、
果たして無責任だろうか?
無意識に、
ギターの音色に、
自分の好きな声を重ねているかも。
ここはこう歌いたい!
息が足りなくならないように、
大切に呼吸を使い、
今を歌いつつ、次の音に備えている。
この感覚を大切にしながら鍛錬して、
お客様へ提供する歌声へと、
昇華させていけばいいのかな?
いや、
まったく見当違いなのかもしれない。
どちらにせよ、
模索を続けていくことが、
自分の世界観=持ち味
を醸成していくことに繋がりそう!
今後も、
師匠に指導を仰ぎつつ、
もっともっと、
自分と向き合ってみようと思う。
ちか
曲目
・Take Five
・Close to you(カーペンターズ)
・When you wish upon a star
・真夏の果実
・世界中の誰よりきっと
ジャズ、平成初期J-popなど16曲。
info@irokotoba.com ちか