今朝、9.11の日経新聞。
文化面に大きく、
X JAPAN
YOSHIKI様の寄稿が載っていました。
最後のほうをご紹介させて頂きます。
・・・最近はコロナ禍で苦境に直面する音楽関係者の心の問題をケアしようと、カウンセリング活動を支援している。
僕自身、父やバンドのメンバーなど身近な人を失った経験がある。喪失の痛みはずっと癒えない。音楽を作ることが支えだったし、音楽がなかったら生きて来られなかったと思う。
僕の作る音楽が少しでもみんなの気持ちを後押しし、争いのない社会に貢献できたらうれしい。音楽は国境を越えると思う。
それ自体で何かを変えることができたらもちろん素晴らしいが、たとえ何も変えられなくても、みんなの気持ちに寄り添うことはできる。悲しいときには思いっきり泣いてほしい。
歴史を振り返れば、どんな困難な時代でも音楽はあった。芸術家にはどんなことがあっても芸術でそれを表現し、時代を反映する責任がある。
※日本経済新聞 9•11後の20年⑤
音楽家 YOSHIKI氏
作詞家、作曲家。「X JAPAN」のリーダーとしてピアノ、ドラムを担当。米国を拠点とし、音楽のみならず多岐にわたる分野で活躍する。
YOSHIKI様、
ありがとうございました!
ちか