先日、師匠から、
また同じ指摘を受けてしまった。
「ただ歌詞を喋っているだけで、
よい声が全く聴こえてきません」と。
歌になっていない。
一生懸命、歌詞を言っているだけ。
自分でも、ほんとうにそう思った。
ライブの練習会で、
TARVELさん達の歌声を間近で聴いた時、
師匠のおっしゃる意味がよくわかった。
声の質が全然違う。
うっとりする、
「虹色の天の川」のような声。
もう、私、
「頑張って歌う」のをやめよう。
無理に発するのやめたい。
降るように声を響かせてみたい。
ただただ、
自分の体が心地よい響きを感じたい。
降ってくる響きを楽しみたい。
聴く人に、
その響きが共鳴していく。
そんな感じにしたい。
自分の心も体も、
もっと「小宇宙」にならないとダメね。
小宇宙。
つまり、自然体ってことね。
言うのは簡単。
ステージの一曲目からは、至難の業だ。
心地よく音が響く場所に、
人は自然と集まってくるはず。
本能的に。
ちか