私は20代の頃、
水道橋まで通勤していました。
Jazz愛好家の上司が多く、
近くのジャズハウス、
「東京倶楽部 水道橋」が、
溜まり場になっていました。
夜、
稟議書のハンコをもらいに、
上司を探しに行ったこともあります。
「すいませーん、部長きてますかー?」
東京倶楽部のドアを開けたものです。
一番の思い出は、
雲の上の人である“専務”に、
東京倶楽部 に呼ばれたこと。
ある夜、
残業をしていたら、
秘書から電話がかかってきて、
行ってみると、
美しいカクテルが用意されています。
「いつもよく頑張っているね、
今日は場の繋ぎ方が見事だったよ。
残業はいいから、
今夜はJazzを聴いていきなさい」
と労ってくださいました。
その時、
初めて聴いた曲が、
ドュワドュワドュワドュワ
おもしろい曲!
一度きいたら忘れられない。
専務はご機嫌にお体を揺らして、
私もつられて揺れて、
煌びやかで夢のような夜。
まさか、
20年を経て、
東京倶楽部 水道橋で
あの曲を自分が歌っているなんて!
(p)木下幹雄 さん
(b)田宮美咲 さん
(d)下山田郁夫 さん
(g)樋口かずひこ さん
2020.10.18
(ご紹介頂いたセッションにて。ありがとうございました!)
いつか、このお店でライブしてみたい!
故郷に錦を飾りたい。
今はまだ、
自分ひとりで50席を満席にするのは、
厳しいけれど。
チャンスがあると信じて、
歩みを止めずに邁進いたします。
そして、
ご縁を大切に、
お導きを楽しみに待ちます!
ちか
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Jazzランキング1位を頂きました!
専務が客席でこっそり見てくださっていた!
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