マギの聖骨 | モモのブログ

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竹書房文庫:ジェームズ・ロリンズ『マギの聖骨』(桑田健訳)

 

上下巻だったからちょっと読み終わるのに時間がかかったかな。

 

キリスト教の長い歴史と隠された秘密に挑む、みたいなところが『ダ・ヴィンチ・コード』に似ている作品。

 

ちょうど、映画『ダ・ヴインチ・コード』の最新作『インフェルノ』の公開に合わせて、地上波でもシリーズ二作品が放送されていて。

 

たまたまテレビで見て、なんだか似た雰囲気のを読んでるな、と思ったw

ヴァチカンを中心に北アフリカから欧州を転々としながらアメリカ人(?)が中心になって謎解きをする、サスペンスアクション。

 

ダ・ヴィンチ・コードは、聖杯伝説にまつわるテンプル騎士団の話とか昔からのキリスト教内の会派争いの話とか色々出てくる。

 

この『マギの聖骨』という本は、そのタイトル通り、聖骨とは一体何なのか?というような聖骨にまつわる謎に挑むもの。

で、そこにテンプル騎士団とかも出て来てて。

 

前に読んでた藤木稟さんの『バチカン奇跡調査官』シリーズにもテンプル騎士団の話は出てきたから、なんだテンプル騎士団って、とちょっと興味が出てきたり。

 

 

本の中で描かれている歴史的事実は全て史実に基づき、科学的技術に関することも最新の研究に基づき、登場する美術品も全て実在するもの、と最初に注意書きが書いてあって、そう思って読むと、本当にそんな事があるかもしれない、というおもしろさがある。

 

ダ・ヴィンチ・コードもそういう意味のおもしろさがある作品だったなぁ。

いや、こっちは映画しか知らないけどw←

 

 

ただ、おもしろいけど、読むのは少ししんどい。

 

『マギの聖骨』の中では、FBI捜査官である主人公たち(ヴァチカン所属の人もいるけど)は常に、敵対する秘密結社ドラゴンコートに先を越され、命を狙われ、銃撃だけでなく一般市民を巻き込む破壊行為に追われまくって話がすすむので、落ち着いて推理部分が読めない…w

 

すごく興味深いことが書いてあるはずなのに、え、これ間に合う?この人死んじゃう?とハラハラしっぱなしで頭に入らないw

 

正にハリウッド映画を文字で読むような感覚。

 

つ、疲れた…←

 

 

でも、アメリカ人が書いたお話なので、例えばハリポタのように主要人物でも容赦なく死んじゃう展開、っていうのはなくて。

 

主要人物は(大けがは負っても)ちゃんと生きていて、そして、最後は大爆発的な何かが起こる、うん。

 

ハリウッドだな、と思いながら読んでしまったw

 

続き物みたいだけど、また買うかどうかはちょっと検討中。