そう強く思ったときから、「色塾」は始まり、このブログは続いている。
無色無味無臭の人生なんかまっぴらだ。
そこに敷いてある道があれば、壊せばいい。
俺は、尖った「出る釘」であり続けるし、
もっと個性を思いっきりだしていこうぜ!
みんなのもっている「色」を、そのままに出していこうじゃないか!
信じる道を貫く。それが人生だ!
「世界70億人が、70億色の色で人生を全うする。」
これが、色塾という名前の由来です。
先日、6月14日、29歳を迎えました。
「俺、何歳になったんだっけ?」と聞いた末に、自分が29歳という数字に達成したことを知りました。
「20代最後の歳を謳歌してください。」というメールを見たときに、「あ、20代最後なのか」と思いました。
まるで、ぼけてしまったように、ほぼ何も記憶のないこの頃。
原色の服ばかりを好んできていた自分ですが、最近はそうではなくなりました。
自分だけを中心に考えていた「脳みそ」は、相手の気持ちを考えようとするようになりました。
空気など存在しなかった僕の周囲には、空気が存在し、それは読むものなのだと考えることもあるようになりました。
同時に、
「偉い人」は存在せず、「媚びへつらう必要はない」ということがわかってきました。
自分は「原色」を望みながら、「雑色」だということもわかってきました。
「やればできる」こともわかってきましたし、「できないのはやらないからだ」ということもわかってきました。
そして、「やったけど、できない」場合も、「それもそれでいい」と思うようになりました。
「目標」は、気持ちを鼓舞するための道具であり、本質ではないことがわかってきました。
それが悲しいのだと思う時がたまに訪れますが、
同時に、それが人間としての成長なのだと思う時があります。
でも、結局は、そんなことはどうでもいいことなのだと思う時があります。
問題なのは、
「お前の心は燃えているのか?」
「燃えたぎっているとは胸を張れないぜ。バカヤロー!」
それだけな気がします。
そんな感触を得ながら、それでもなあなあで生きています。
もっと命を燃やして生きたい。
そんなことを望んでいる俺は、
ただ単に、自分自身にビビっているのだと思います。
ビビっているから、成功したいとか、お金とか、出世とか、
そういう意味のわからないものを追いかけようという衝動もでてくる。
ただそれだけのこと。
無欲とか他喜とかいっているけれど、
別にそれは本質ではないのだと、己の中はわかっているはず。
気づかぬふりってやつです。
本質は、「俺、ビビってる!」
それしかないのだと思う。
要は、本気で生きてりゃ別にいいんだ。
おい、俺!己と覚悟決めて、死ぬ気で闘えよ。
それが、本質なんだと思うようになりました。
岡本太郎さんのこの言葉にササりました。
「面白いねえ、実に。
オレの人生は。
だって、道がないんだ。
だからぼくは、”本職は人間だ”と答えてやるんだ。」
大バカ者万歳!人間万歳!
強く生きる言葉/イースト・プレス
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