一昨日だったと思う。
ふとテレビを見ていると、参議院議員として当選した人々が映る。
そこでは、国民に電話を使ってアンケートをとりながら、国会議員が「国民はどう思っているか」に関して当てるということをずっとやっていた。
そこでわかったのは、
ほぼ全員の議員が国民のことをほぼ全く理解していないということだった。
でる質問、でる質問、外していく・・・・・・・
しまいには、マルバツクイズなのに、全問題不正解な政治家までいる。
そしてヘラヘラ笑っている。
私だったら、「大恥の思い」で、
「国民の理解をせずに本当に申し訳ない。以後勉強します。」
と言うだろうと思う。
激怒しそうになる感情を抑えるのに必死だった。
我々がマーケティングをやるとき、
「消費者はどう思うか?」ということをとにかく考える。
担当者が消費者はどう思うの?という質問にまともに答えられなかったりしたときには、
「は~~???わかんないの??一旦帰ってまたくれば??」という雰囲気がチームに流れる。
消費者のために商売をするのだから、消費者を理解する。
営業するのだから、営業するクライアントを理解する。
これが常識であると思う。
しかし、国民のために政治をする政治家は国民を理解していない。
というのではお話にならない。
消費税をあげることに国民は
「しゃあない」と思っているか、「絶対イヤダ」と思っているか、という問いに対して。
国民は、「51:49」。政治家の回答は、「0:10」。だったと思う。
この51:49には、深い国民の悩みが反映されているのだと思う。
こんな主な論点に対しても国民を全く理解していないのか、それとも国民を愚民だと思っているのかしらないが、そのような態度は本当にひどく許しがたいものだと思う。