これも、世の中をアッと変えてくれそうなイノベーション。
結構、昔から言われていた本のペーパーレス化である。3G Wirelessを使って、通信料を無料化したうえで、いつでもどこでも本がダウンロードでき、電子ブックとして読めるものだ。
これは、本読みにとっては、すご~く欲しいアイテム。
この前本屋で大量の本を買ったとき、重すぎて何回かレジまでに落とし、返った時には筋肉痛になった。とはいっても、自宅に本が並んでいるのもなんだか嬉しいときもあるのだが、結局は売るか捨てることになる。
もしこのイノベーションが日本で流通するならば、以下のことが起こるだろう。
1.本業界の印刷コスト・在庫コスト・返品費削減によるコストの無化
2.1による、出版印刷業界の侵入障壁の無力化による、大量流入/個人出版物の増加
-->というよりも、今個人が、ブログや携帯小説などを書くような感じで、出版物が扱われる。ゆえに、個人の発言や記録そのものが本と同じような位置づけになる。出版業者と個人が同じ地位にたつことによって、ブランディングによる差別化が、必須になる。(現在、出版業界は、各出版物・筆者のマーケティングはするものの、差別化・ブランド形成というまでには至っていない。)
もしこのようなことが起こっていくならば、中期的な将来、現在のRSSのような仕組みがブログを無料で配信するのであるから、本当に差別化され、「消費者にとって付加価値の明確でない」ブランド・筆者は即ちブログと同化され、淘汰される。
という予想をたててみました。
僕は、近い未来に、自分で本を出版してみたい。と思っていた。
しかし、早くしないと、印税収入などというものはなくなってしまうかも・・・・笑