エアラフェル (拡張版)
発売日: 2020年3月26日
価格:1500円[税込]
対応機種: Nintendo Switch/Nintendo SwitchLite/PS4/PC/XBOXONE/Andoroid
発売元:ステゴソフトゲームス
ジャンル:RPG
総合評価
★★★★
レトロJRPG風洋ゲー。美しい音楽とドット世界を堪能出来る!
シナリオ
★★★★
王道一直線。女主人公でロマンス有なだけで感動
ローカライズもいい
グラフィック
★★★★
ドット世界がとても美しい
音楽
★★★★★
サントラ欲しいくらい音楽が良い!
ボイス
☆
なし。レトロゲー風なので
システム
★★★★
難易度設定あり、一般的なターン制RPG
アイテムの合成や、戦闘を1撃で終了できる親切モードも
ここが○
美しいドット
女主人公ロマンス有(相手は固定)
美しい音楽
自然なローカライズ
難易度設定
オープンワールド風の世界
ここが×
割と内容がコンパクト
マップが見づらい
ダンジョン内はマップがない
通れる場所とそうじゃない場所がわかりづらい
ストーリー
空に浮かぶ島々で構成されるエアラフェル
かつて滅びたエルフ達の魔法で浮遊したとされるそこにすむ少女リタ。
彼女は幼馴染で探検家のエイドリアンと共に遺跡探索に来ていた。
途中、彼とはぐれた遺跡の中でリタは不思議な指輪を手にする。
それが世界を賭けた戦いの始まりとも知らずに。
感想
めちゃくちゃ楽しかったです!
レトロJRPG風洋ゲー(DCの会社っぽい?)という1周回ってよくわからないゲームですが。
まず、ドットの美しさに見惚れます。
元はRPGツクール製だとかも聞いたけど、元々の素材も良かったのかな。
レトロJRPG時代に女主人公でロマンス有なんて存在しなかったと思うので、そういったゲームが出来るだけで楽しかったです。
ローカライズもかなり自然で違和感なかったのが好印象。
シナリオ
村に暮らす普通の女の子が幼馴染とちょっと遺跡探索したらそれが事件の始まりだった!という超王道ど真ん中の導入です。
序盤から主人公への想いが周囲にバレバレなエイドリアン(主人公は何とも思っていなそう)が実に良い。
彼の言動は常に可愛くて好きでした、顔もいいしね。
謎の指輪を遺跡で拾った後もしばらくはアーチェリー大会に出場したりと日常が続いたり、サブクエで村人のお使いしたりするのも楽しかったです。
シナリオ全体の感想としては割と「普通」
物凄く盛り上がったとか、予想外の展開に慄いたとかありませんでした。
王道は王道のまま突っ走っていった。
でもOPの演出とか音楽とかはここから冒険が始まるんだなーーー!ってめちゃ燃えました。
あと、強いて言うなら仲間のターバンには最後まで悪いな意味で驚かされました。ある意味ネタキャラ。
システム
王道シンボルエンカウント。ターン制コマンドRPGです。
素早さ順に行動するタイプの戦闘。
尚、戦闘終了後にHPMPが全快するので1戦闘ごとに全力で突っ込むのがヨシです。
難易度設定もあり、特に……1撃死モードがチートすぎて便利。
普段はともかく、ラスダンのモブ敵とかだるくなってきて使ってしまいました。
イージーにしてても割と敵が固くてですね。
レベルアップごとに各能力にポイントを振って成長させたり、拾ったり買ったアイテムを合成して装備をアップグレードするシステムもあります。
パーティは4人固定。
一応、オープンワールド風を謳っており、初期からあちこちに行けるのですが、マップのドットがどこ通れるのかわかりづらく、頻繁に道に迷いました。
全体マップも道まで書かれてないふんわりしたやつでしたし。
ワープポイントもあまり便利ではなく、移動はあんまり楽しくなかったかも。
音楽
すごく良かったです。
画面はSFC風ドットなのですが、音楽は普通に今時の音質かつ透明感のある曲が多く、サントラ欲しかったかも。
総合感想
あくまで1500円のRPGっていうくらいのボリュームですが、とっても楽しかったです。
たまにセールになるのでそういう時に買うと更にお得。
普通の少女リタが戦いに巻き込まれていくお話、堪能致しました。
幼なじみのエイドリアンとのちょこちょこ挟まるロマンスも楽しかったです。
2022,07.10