7年半前の息子の術後の後の写真です。
先日入院中で、時間を持て余していたので
色々iPhoneをいじっていたら
今は使っていないmixiの日記を見つけました。
7年半前の手術の時の日記もあったので、術前と退院後の私の想いをこちらにも載せておきたいと思います。
そういえば、心臓の手術の時のこともそうなのですが…。
7年半前の脳出血の時、
山口から救急車で九大に来たこと以外
手術の時にどんな気持ちでいたか
どこで手術待ちをして
どこに泊まったのか…など。
ほとんど覚えていないのです。
(今の主人が前回の手術の時も一緒にいてくれて…主人は鮮明に覚えていました。)
人は、
本当に辛いことや苦しいこと
耐えられないショッキングな出来事が起きた時
自分を守るため
記憶や感情、外からの刺激をシャットアウトすることがあります。
PTSDはテレビで見るような
特別な環境や出来事、
事件に遭遇しなくても
老若男女すべて人が
自分にとっての
想像もし得ないくらいの恐怖や悲しみ
非日常が突然起こった場合
日常の中でもたくさん起こり得るのだと思います。
7年半前の手術前のこと
2008.11.3
- 突然ですが…今、九大病院にいます
明日…6歳の息子は人生で4回目の手術をします。
かなり、時間のかかる難しい手術です。
一見…普段と変わりなく、入院してることや手術を受けることも嘘なんじゃないかと思えるくらい元気に走り回りよく食べよく喋り、笑顔を振りまいているのですが…。 -
神様はまだまだもぅひと頑張りしなさいと…私達親子に大きな宿題を出したようです
山口から離れて2人で過ごす入院生活は…ある意味強化合宿です
でも、こんな時でも息子は周りのみんなとすぐ仲良くなり…愛想を振りまき…入院生活を楽しんでいます
教えられることがいっぱいです
そして、こんな時人の温かさや優しさが…痛い程よくわかります
遠くても何度も足を運んでくれる家族。
仕事をフォローしてくれてる上司や同僚たち。
励ましのメッセージを送ってくれる仲間たち。
わざわざ来てくれた保育園の先生方。
たくさんの元気をわけてくれる保育園のお友達たち。
引っ越してまだ間もないのに千羽鶴を折って送ってくれたご近所さんたち。
他にも、たくさんの人に支えられているんだなぁ~と改めて感じることができました。
みんなありがとう
親の私が言うのも何ですが…。 - 息子はとっても強い子なんで、今回も乗り越えてくれる思います。
気を抜くと私が崩れてしまいそぅですが…。 - また元気に山口に帰ったら…ウチら親子をよろしくお願いします。
それでは…明日はみんなのエネルギーを息子に送ってやって下さい。
手術翌日の息子の様子
7年半前の退院の日のこと
- 2008.11.14
- 皆さんの応援のおかげで息子の手術無事終わりました。
手術は朝9時過ぎから20時前までかなり長時間で…待ってる間も気が気じゃなく…。 - 本当代われるものなら代わってやりたいって何度も思いました。
絶対自分だったら怖くて逃げ出してるだろうと思います。
心臓の手術は3回とも物心つく前で全く覚えてないくらいだったけど…。 - 今回はわかる年になっての手術で…息子も怖いよぉと何度も泣いて…。
- 不安と戦いながら…。
- でも、手術当日は笑って
- 「ママ、頑張ってくるからね」
- と…ホント涙が出ました
実は手術が終わってしばらくは右手の麻痺と構音障害が出ていたんです
でも、半日後には一般病棟にもどり…お腹すいたからと駄々をこね…頭からドレーン出てるのに食事する息子に…生命力の強さを感じました
そして、は手術翌日のDSする息子です。
左は手術後の傷が痛くて向けず、右は頸部に点滴が縫い付けられていて向けず…テレビも見れないので…することないからって
DSと母のなんちゃってOTで麻痺は3日くらいで改善しました
3日目には普通に歩き、4日目には点滴もすべて抜け、8日目に抜糸し…生々しい傷に私の方がビクビクしながら昨日無事退院することができました
本当、応援してくれた皆さんのパワーが届いたんだと思います
本当に本当にありがとうございました
親バカですがうちの息子…つるっパゲでもかなりイケメンなんで、みなさん会った時には笑わず誉めてやって下さいm(_ _)m
久々の家は最高で、お風呂にゆっくり入れることや布団で手足を伸ばして寝れることがこんなに幸せだったんだぁと改めて感じることができました。
当たり前の生活の中には幸せがいっぱいです
心身共に辛くて…ホントに大変な1ヶ月だったけど、 - たくさんの人やモノや環境に感謝できて…得るものもたくさんの貴重な日々でした
皆さん本当にどうもありがとう