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あなたの心と身体の痛みに寄り添う
心理セラピスト    上領なお    です。


前回の自己紹介①は


半年前まで病院で作業療法士をしていた私…

そういえば、書いてなかったけど…なぜ作業療法士になったのか⁈

またまた長くなりそうな予感
でも、大切なとこなので書いてみます。


私の母は、私が1才半前にくも膜下出血という病気で倒れ意識不明となり…、
命は助かったものの左半身麻痺となりました。
そのため、私が物心ついた時から母は手足が不自由で足を引きずって歩いていたり、左手は“拘縮”という関節が曲がった状態になっていました。

私にとっては、そんな母はちょっと人とは違うけどそれが当たり前だったのですが…


この事はよくも悪くもまたまた私の人生に
大きく影響するのでした。


そんなちょっと人とは違った身体の特性を持つ母のために作業療法士になったのかというと、そういう訳でもなく…


高3の時、私は臨床心理士医療ソーシャルワーカーになりたかったのですが…
家の事情で県外に出るのはNGで、進路について悩んでいました。

そんな時実家から通える範囲に山口県初のリハビリテーションの養成校ができたのです。

色々調べてみると作業療法には身体だけでなくを扱う精神科作業療法の分野もあり、作業療法自体が作業を媒介として対象の方のを扱うものであるというところにもとても惹かれました。


そして、自分の中で作業療法士いいなぁ{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/8k/8kagura8/3768.gif}なりたいなぁ{http://ucs-emoji.ameba.jp/img/user/8k/8kagura8/3768.gif}って思ったところから色んな事が動きだし、
運よく推薦枠で入る事ができました


今振り返ってみると、その時も色んな事を悩んだり、あきらめたり、選択してきたのだと思いますが、
は既に用意されていたのでは⁈と思ってしまいます。

(実は、最近改めて小学校の文集を見てビックリだったのですが…
小6の時の将来の夢にカウンセラーと書いてありました
たぶん、20数年前はカウンセラーという職業自体ほとんど知らなかっただろうし…今ほどメジャーな職業でもなかったはずなのに…)

そして、気が付いてみると
私の中では心を扱うという事になんだかわからないけど、魅力を感じ自然とその方向へと向かっていたんだなと思います。


更に更に、ここからの色んなストーリーも
嫌な経験も、やりたくなかった事さえも
今の自分には必要だったのだと…改めて感じています。


(まだまだ続く)


学生時代の山場でもある評価実習と臨床実習…
作業療法には前にも書いたように
発達障害
身体障害
精神障害
老年期障害

の大きくわけて4つの分野があるのですが…
基本的には発達障害以外の各分野の中から担任の教官が実習先を決めることになります。

県内だけでは実習先を確保できないので県外に行く人もたくさんいます。

発達障害の分野に関しては県内でもかなり病院・施設が少なく県外合わせても数名しか実習に行く事ができないため、
希望した人優先となっていました。


が、しかし…



私、希望もしてないのにですよ
       希望もしてないのに…
(大切なとこなので2回書いときます)

評価と臨床合わせて2回も発達障害の施設と病院で実習となり

2ヶ所とも感覚統合という学校でもほとんど習わない事を治療場面で使っていて
それを評価したり、実際自分がそれを使って治療をやっていく訳ですよ


思い出してもあの実習は本当にキツかった
ほとんど聞いた事ない宇宙語の羅列みたいなワードを使ってのレポート作成や運動パターンを評価するための動作分析などなど

そんなこんなで、なんとか実習を含む4年間を乗り切り…
なんとか卒業もできました。

無事就職も決まり、作業療法士としてスタートを切る事になるのですが…


就職してすぐに、これまたビックリな変更が訪れるのです


就職した当初、成人の方の作業療法の予定で入職したのですが…

小児部門に産休で欠員が出て、
実習で経験した事があるからと、急遽外発達障害部門のリハビリをする事となったのです。

結果的にはこの時期2年間感覚統合を含むお子さんへの作業療法を経験できた事が、今の自分の感覚あそび塾★★やセラピーには必要な経験だったのだと思います。
(全国でも数名しかいらっしゃらない感覚統合のインストラクターをされているOTの先生の元で経験できたのも今となっては貴重なご縁だったと思います。)


そんな感じで、私の進学~就職~OT新人時代はどれを取っても外せない、色んな意味で今につながる貴重な時間と経験の積み重ねでした。


上領なおこってどんな人⁈って思っていた方に少し今までの軌跡をお伝えできたでしょうか⁈

細かいエピソードや体験はまたおいおい書いて行きたいと思います。


それでは、長くなったので今日はこのくらいで…



読んで頂き、ありがとうございました