私のおじいちゃんたちは、戦争に行っていた。
父方の祖父はフィリピンへ
母方のは祖父は話してくれなかったけど、多分、年齢的に特攻隊横須賀にいたらしい。
父も母も昭和29年31年生まれ。
両方の祖父が生きて帰って来なかったら、父も母も生まれてない。
そしたら、私たちも、生まれてない。
生きている。
生まれてきた。
例え地獄だとしても祖父母が味わった地獄よりもマシだ。
私は親類縁者からの仕事は、もらった事がない。
建築業界は、親類縁者や紹介は、レートよりも高く買わされる。
そして、不満が残る。
新規で、建ててもらった方が良い家づくりができる。
だから、親類縁者からの仕事はもらわない。
アドバイスはする。
祖父たちは、私や子供達の中で生き続ける。
思い出や、心として。
中2の時、父方の祖父が亡くなった。
戦時中に撃たれた鉄砲の玉が頭から出てきた。
やっと彼は解放された。
脳の中に残っている、
忌まわしい記憶から…
海外から、重体でも帰ってきてくれてありがと。
おじいちゃん。