発達障害をみんなで考える会「ここから」の広報、ピアサポーターのくみです。

発達さんあるあるでは、感覚過敏が強い、または鈍麻があるっていうことが特性として大きい感じですが。
あたしも、感覚過敏はかなり強い方で、あれこれ苦労してます。
で、今日は、温度・湿度の感覚について、少し書きたいと思います。

ここ数日、蒸し暑い日が続いていて。
あたしにとっては、もうドライ運転と扇風機と除湿機がないとしんどいです。
部屋には、デジタルとアナログそれぞれの温湿度計がいくつか置いてあって。
1つじゃダメなのはこだわりだと思うけど、デジタルではある程度正確な数値、アナログでは熱中症やインフルエンザなどの危険度(?)みたいなのをチェックしてます。
今の時期は、室温26℃、湿度50%を超えると、皮膚がしんどい、ってセンサーが働く感じ。

そんなあたしは、今日、親の介護のことなどで、実家に自転車で行きました。
今日は、熱中症厳重警戒の予報が出てて、出かける時間はすでに危険範囲。
車は持ってないのと、親が交通の便の不便なところに住んでいるので、しかたなく自転車で。

実家に着くまでに汗だくで、ちょっと風はあったけど、すでに感覚は辛くて…。
でも、実家にはいまだにエアコンがない。
団地暮らしで、あまり必要性を感じないそうで。
去年くらいからかなり暑い夏なんだけど、年齢なのか、だんだん温度感覚が鈍くなっているみたい。

両親の部屋には、それぞれ熱中症予防計を置いて、気をつけてもらってるハズなのに、別に何もしていない2人…。
どちらの部屋も、危険って表示されているのに、平気な顔をしていて…。
かなり心配だったので、口うるさく水分と塩分補給、脇の下や足の付け根を冷やすことを言ってきましたが。

そんな実家に、用事が終わるまで、正味5時間半滞在したあたしは、もうグッタリ。
早く家に帰りたい一心だったような…。
皮膚が呼吸できてなくて息苦しい感じと、体に熱がこもって切ない感じと…。
もちろん、水分補給して、濡らしたタオルを首に巻いて体を冷やすように心がけていたんだけど。

やっと自宅に戻って、室温と湿度が自分に合ってる状況になったら、ちょっと楽になった。
でも、かなり熱がこもってしまったのか、いつもは快適な環境にいるのに、今日はまだしんどくて…。
着ているものを全部脱いでしまいたいようなほてりが続いていて。
手で触っても、熱くはないんだけど、手自体がけっこう熱い。
額と首の後ろに、小さい保冷剤をタオルで包んだものを当てているけど、しんどさは変わらず…。
微妙に熱中症になっちゃった感じかなぁ…。
とりあえず、冷やして様子を見ようと思ってますが。

まだ、梅雨も明けてなくて、でも今週は暑い日が続く予報で、いったいどうなることやら…。
自分で環境をコントロールできないところに行く時は、本当に覚悟しないと。
体調を崩しそうなら、出かけない選択もありだなぁ、と感覚過敏なあたしは思うのです。
でも、今週、もう一度実家に行かねばならない…。(泣)
まぁ、あの環境で生活している親も心配なので、見守りしないと…。

まずは、現状把握のための温湿度計を持って出歩くって感じですね。
携帯用の温湿度計もいろいろあるので。

今は、家の中でも熱中症になりやすい時期だって、ニュースでも言ってましたし、
実際に熱中症で亡くなってしまった方もいらっしゃいました…。
発達さんは、熱中症になりやすいかもしれないので、要注意ですね。
温度・湿度に敏感な方も、逆に鈍感な方も。

寝苦しい夜の工夫とか、しておられる方がいたら、教えていただきたいです。
まだまだ続く夏、バテないように、温度・湿度を快適に過ごしたいです。