これで終わると思ったでしょう?
お忘れですか?
少女は残念な頭だったのです。
廊下を半分まで戻ったところで
少女は自分が倉庫を見に来たことを思い出しました。
相変わらず足音と気配を消して
引き戸の前まで戻ると
少女は手をかけて全力で横に引きました。
「探検探検~♪」
…。。
少女は部屋をあさります。
部屋の右から順番に短い時間で面白そうなものを探します。
「・・?」
少女は部屋の左端まできて金太郎と目が合いました。
「・・・・????」
金太郎は先ほど少女が部屋の中心に置いた物です。
少女が廊下を歩いている間、誰ともすれ違いませんでした。
倉庫部屋は一番角にあり、そこへの道は1本道です。
「金太郎さん、やっぱりココに帰りたかったんだねー」
少女は満足そうに微笑むと金太郎の箱をなでました。
「私がいるとたぶん動けないんだろうから
いま帰るね?」
「じゃあ、またねー」
少女はそのまま去っていきました。
=少女の冒険は今日はこれでおしまい。
少女の冒険はまだまだ続きます。
むかしむかしの物語。=
