毎日暑くなりましたね。

 

お変わりありませんか?

 

急激な気温の高低で、

何だか身体が だるいです・・・

 

 

 

 

 

 

生命保険の保険料。

 

あなたの生命保険の保険料は、

どうやって計算されているか、

ご存知ですか?

 

 

 

生命保険料は、

 

大数の法則

収支相当の原則

に基づいて計算されています。

 

 

 

 

大数の法則?

 

さいころを振って「」が出る確率は?

 

1回や2回振っただけでは

予測はできませんよね?

 

 

限りなく振る回数を増やしていけば、

「1」の目が出る確率は

1/6に近づいていきます。

 

 

少ない経験では

何の法則も見出せませんが、

数多くの経験をあつめることで、

ある決まった傾向が

表れてくることがあります。

 

 

 

死亡率や、生存率事故率など

確率に基づいて

一定の法則性があることが

分かっています。

 

これを大数の法則と言います。

 

保険料は、

大数の法則をもとに算出されています。

 

 

 

もう一つ、

収支相等の原則

 

生命保険を契約しても、

早期に保険金を受け取る人、

保険期間満了まで保険料を

支払うだけの人があります。

 

 

一人一人の個々の契約の

収支は違っていますが、

 

保険会社全体の収支では、

 

契約者全体が払い込む

保険料の総額と、

 

保険会社が支払う

保険金の金額と

その経費の総額が

等しくなるように計算されています。

 

 

 

 

そして、契約者が払い込む

保険料

 

 

保険金支払いの基となる

純保険料 

 

保険会社が、保険契約を

維持管理するのに

必要な経費に充てられる

付加保険料で構成されています。

 

 

純保険料は、

 

①  死亡保険料(危険保険料)

 死亡保険金の支払いのための部分

 

②  生存保険料(貯蓄保険料)

 満期保険金の支払いのための部分

 

予定死亡率・予定利率

 を基にして計算されます

 

 

付加保険料は、

 保険制度を

 維持・管理するための費用

 

予定事業費率

 を基にして計算されています

 

 

 

そして、保険会社は、

将来の保険金支払いのために

純保険料の中から

責任準備金

積み立てなければなりません。

 

責任準備金には、

 

満期保険金の支払い財源と

死亡保険金の支払い財源の

二つがあります。

 

 

 

以上、ざっとした仕組みです。

 

 

 

 

さて、

生命保険会社の保険料には、

どんな割合で

保険会社の利益、コストが

盛り込まれているのかは、

全く分かりません。

 

ブラックボックス?

 

 

この部分に風穴を開けたのが

ライフネット生命。

 

コスト部分が公表されましたね。

 

もう何年も前のことです。

かなりの衝撃でした。

 

 

 

 

それから、

ネットでの生命保険販売が

広がってきました。

 

 

 

ネットで保険料を

比較検討できるようにも

なりました。

 

 

 

生命保険に期待する役割は、

貯蓄ではなく、

保障の部分ですね。

 

 

 

賢い家計運営には、

無駄な保険料を支払っていないか、

検討することが大切です。

 

 

生命保険は、

保険料を支払う期間が

非常に長いものが多いですよね。

 

 

その保険、必要ですか?

 もちろん、必要な保険は残しますよ。

 

代わりになるものはありませんか?

と、

よくよく考えてみましょうね。