転職は人生の大決断!だけど探すのは大困難! | なんでも屋「函館山麓」

転職は人生の大決断!だけど探すのは大困難!

【管理人のオトボケ】

今回は拙者が後輩から仕事の件で相談を受けた時の失敗談を紹介しよう。

ある後輩から「先輩、私は今の仕事を転職したい」と切り出され、最初は「エッ?」と思ったが、能天気な拙者のこと、何を勘違いしたか「先輩、私は今の仕事を天職したい」と聞き間違え、「そうか、今の世の中、なかなかそうは考えないぞ」と誉めたところ、これまた天然の後輩は「そうか、今の世の中、なかなかそれは考えないぞ」と聞き間違え、思い止まれと注意されたと思い、後輩は「僕には才能があると思います。しかし、先輩は僕の上司です。先輩の意見なら素直に聞きますし、高い報酬なんて要りませんので教えてください」と言うのだが、よく恥ずかしくなく才能があると人前で言えるな?天職なんて自分で決めるものなのに拙者に聞いてどうする。それと報酬って何のこと?と、この辺あたりから不思議に思いつつも、ここは後輩の為と思い、叱咤激励のつもりで厳しい表情で「お前は、拙者あてにし、欲のないところが駄目だ」と言ったら、この天然後輩は何を勘違いしたか「お前は、拙者を手に職のないところが駄目だ」と言って馬鹿にして怒りだしたと思ったらしく、「すみません、考え直します」と言って神妙にするので、不思議な奴だなと思い、殿(社長)にその時のことを話したところ、非常に感銘し、目覚ましい業績はなかったが、後輩は昇給することとなりました。

まぁ、結果的には間違いが良かったのですが、今ではこの後輩も部下を持つ身となり、本当の意味で「天職」となっているみたいです。

拙者の論理から言うと、天職を見出すのは「仕事が自分に合うのではなくて、自分がその仕事に合わせられるか」と考えられる思考であり、それを一途に続けた仕事が「天職」だと思う。出会いは悪くても、別れる時には最愛の恋人になっているものだよ。