(※2010.高草木 旭川医科大学)
今回は脳のでも「内側運動制御系」についてです。
私は実際に高草木先生の講演を聞きに行きました。
難しいそうですが、面白い分野です。
【簡単にこの働きについて説明します】
・起立、歩行、姿勢反射、平衡、筋緊張
・体幹筋、近位伸筋群を制御
【種類】
・網様体脊髄路
・橋網様体脊髄路
・延髄網様体脊髄路
・前庭脊髄路
・皮質視蓋脊髄路
・間質核脊髄路
・前皮質脊髄路
働きとして知っててほしい脊髄路。
また、機能訓練や臨床で必要は脊髄路。
・網様体脊髄路
・橋網様体脊髄路
・延髄網様体脊髄路
・前庭脊髄路
難しい事は置いといてイメージすると
例:脳梗塞左麻痺の患者さんがいるとします。
損傷部位:右脳
ここまではイメージつきますよね?
左脳は損傷受けている事は少なく機能していると考えられます。
内側運動制御系は同側を流れている特徴があり
左脳は左側の体幹筋、近位伸筋群を制御しているんです。
ピンときた方は鋭い!!
この患者さんの場合、左が麻痺して動かないと思っていても
体幹筋、近位伸筋群は約20%の力ですが動かす事が出来るんです。
ここに着目して機能訓練を行っていかないと、座位・立位も歩行も
良くなっていかないんですね!
ただ「筋力が弱いから筋トレしましょう!」
では、何も意味がなくただ疲れてしまうだけなんです。
もう少し詳しい話は次回に