8月31日
夏休みの終わる今日がやってまいりました。
毎年やってくる8月31日ですが、学生時代の8月31日と、社会人になってからの8月31日がこんなにも違うのは何故なんでしょう?







「イリヤの空 UFOの夏/秋山瑞人
夏休み、真夜中のプールに忍び込んだ主人公浅羽直之。
そこで出会った無口で不思議な女の子。
彼女に泳ぎを教えていると、怪しげな黒服がやってきて彼女を連れ去ってしまう。


次の日。
浅羽直之の通う学校へ転校生がやってくる。
なんとそれは昨日出会ったあの少女だった。







書くと普通の夏恋系だと思われそうなので。
「夏休み最後の日の夜中、プールに忍び込んだ少年・浅羽はそこで謎の少女イリヤと遭遇する。成り行きで泳げないイリヤの練習相手になってやる浅羽。しかし、浅羽は気づいてしまう。イリヤが普通の少女ではないことを。そして、いわゆる特殊部隊に連れ戻されるイリヤ。それだけならば、夏の夜の夢で終わるはずだった。次の日、二学期の開始と共にイリヤが彼のクラスに転校してくるまでは・・・」


ニコニコ大百科より
ちなみにwikipedeiaにはまったく違った書かれ方をしています。









こちらは私と小説の趣味が信じがたいほど合う(ひたきさん公認)方に御紹介いただきました。

私のリクエストは「ラノベって買うけど意外と読まない。というかほとんど読まない。こんな私がハマるラノベを教えてくれ。」
というものすごい抽象的なお願いでした。


ラノベってやっすい恋愛があって、皆最終的に幸せで、ひねくれものの私には癪に障ってどうにも抵抗があったのですが、、、、





この作品の素晴らしいところは


「匂い」


があるところです。

夏のプールにもぐった瞬間の匂い。
一度はやってみたかった真夜中プール。
友達と走り回った校庭の砂の煙たさ。
家に帰るとするクーラーの香り、冷たい風。
本を読んでいると、自分の記憶と昔憧れた自分の記憶の中だけの思い出とがあふれて来ます。

少しネタばれになってしまいますが(以下のみ反転)
主人公はまだ中学生です。
そしてこの世界では戦争は日常茶飯事に起きること。
そして彼が思いを寄せるイリヤという少女はその最前線で戦う軍が育てた兵器。
中学生の力では彼女を救うことなんてできません。それでも彼女のことを知ってゆくたび彼女に惹かれていく主人公。
もどかしくて歯がゆくて、ものすごく静かに熱い。
これからどう物語が転ぶのか楽しみです。






夏っていいですよね。
この間来た方と、ノベルゲームや本を読むときは季節が大切だ。という話をしましたが、夏は特にそれが顕著な気がします。





この本、実は何の運命か1冊だけ持っていたんです。
続きはこれから買おうと思います。
あと14時間の残された夏休み。
貴方はこの夏どんな思い出をつくりましたか?
私は主に夏バテで瀕死でした。誰かポケモンセンターに連れて行ってください。

貴方の夏を聞かせてください。今年の夏でも、いつかの夏でも。
Felicieでお待ちしてます。