去年の今頃

人に会うことを極力避け

夏祭りも花火もプールもない

初めて経験する静かな夏に

物悲しさを感じながら

「来年にはきっと」

そう信じて待ってみたけれど

期待通りに事は運ばず

今年の夏も中止 中止の嵐で

期限のない我慢は

限界を迎えつつある


待って 諦めて また今度

今度っていつ…?

誰も答えてはくれない


ならばいっそ

「元に戻る」という考えを棄て

変化を楽しむしかない

そう思うようになった


出来なくなったことを嘆き

ふて腐れている間にも

子供たちは大きくなり

私たち大人は衰えてゆく


人生の大切な時間は

止まってはくれないから

自分で考えて

変わっていかなくちゃ




今までと比べなくていい

以前は良かったなんて思わなくてもいい

むしろちょっと退化するくらいの

そんな変化も素敵かも


「今」のほうが

「これから」のほうが

きっと心地よくて楽しい

そう信じて行動すれば

人はいつまでも

明るい未来を見いだせるはずだから


色葉ひかるクローバー

 

 私、色葉ひかる著

「ぼくが知っていること」

ぼくらはみんな光だった

息子が語った生まれる前の記憶を

元に描いた物語です🌈


読んで下さった方々に心から感謝です🍀