福祉の専門学校に通っていた頃、2週間実習があってん。
あっしは、救護施設に実習に行った。
救護施設は、ホームレスの人や精神障害者の方が生活している施設。
農作業や靴のヒールを作ったりといった作業をしたりもしている。
あっしは、農作業の方の作業に参加して皆さんとお話したり
一緒に作業をしてたんな。
実習に行って、精神障害者の方や色んな人と接してて
この人達には人との距離感がないんやなぁって感じた。
普通人は人と接する時、ある程度距離を持って付き合うけど
彼らにはなくて、誰にでも親しく密着した接し方をする。
手を繋いできたり、携帯の番号を聞いてきたり。。。
仲良くしたいって気持ちが強いのがよくわかる。
むっちゃ優しいし人一倍気も遣う。だからこそ、心が病んでしまったり
するんかもしれへん。あっしも接していてあまりの優しさと心の綺麗さに
泣きそうになってしまうぐらい。
なんか切なかった。その真っ直ぐさが。。。
抱きしめたくなってしまうほどに。。。
救護施設で生活をして、みんな着実に回復に向かっているように
見えていた。
でも、現実は家族と絶縁状態の人達がほとんどやった。
実習の担当の方とお話してみてわかったのは、
どんなに今が穏やかで落ち着いていようとその姿を家族に見せても
やっぱり引き取る事はできませんって、家族側がなってしまう事。
悲しい現実。。。
家族は、彼らの一番酷い時を身をもって知っているから
たとえ今落ち着いていても、またあんな風になったらって考えてしまって
引き取れないという結果になる。
家族の気持ちも痛いほどわかる。
けど、あっしは今の彼らを見続けてほしいなと思う。
目を逸らさずに、今在る彼らを見て受け入れて欲しいなって。
彼らはとても純粋に直向きに生きていたから。
実習最終日、出口までみんなが見送ってくれたのを今も覚えている。
あたしも、パニック障害という心の病気になった今
彼らの事をよく想い出す。
温かな笑顔と優しげな目を。。。
あたしも、頑張らんと!!彼らのように。
また、会いに行ってみようかな。久しぶりに。