本日、第23回参議院議員通常選挙が投開票日を迎えた。投票所の開く時間は基本的に午前7時から午後8時までとなっているが、これは公職選挙法で定められている。他にも公職選挙法には様々な規定があり、中にはこんな細かいところまで! と驚くような規定も。ここでは、選挙にまつわる豆知識を集めてみた。

【開票0%で当選確実?】
投票が締め切られる頃から、各テレビ局は選挙特番を放送するが、その目玉が「開票速報」だ。各選挙区の開票状況や、それぞれの候補者の当落予想が流れるが、中には開票0%なのに当選確実が出ることも。

これは、各局が独自に調査して当落の予想を立てているから。出口調査を行ったり、その地域の支持者の数を調査することで、予想に役立てている。単なる予想であるため、一度当選確実が出たにもかかわらず落選してしまう候補者もいる。

【選挙運動には船が使える】
選挙運動期間には、街中を選挙カーが走り回るが、実は選挙運動には自動車だけでなく船も使うことができる。公職選挙法141条は「自動車、船舶及び拡声機の使用」というタイトルで、候補者が使うことの出来る自動車と船の台数を規定している。 実際に、小島が多い瀬戸内海や、川沿いに高層マンションの並ぶ東京都江東区などでは、船から投票を呼びかける選挙カーならぬ「選挙シップ」を見られる。

【お菓子は1日500円】
公職選挙法施行令129条では、選挙運動に従事する人に対する弁当代やお菓子代までが定められている。それによれば、弁当代は1食1000円まで、茶菓代は1日500円までとなっている。まるで小学校の遠足だが、選挙費用が多額になりすぎないよう、規制されているのだ。

【公認、推薦、支持の違い】
候補者によって、政党から公認や推薦、支持といったものを受けることがある。基本的に公認は、その政党に所属している候補者に与えられる。推薦と支持は、その政党には所属していない候補者に対して、支援をするという時に与えられる。推薦の方がより支援の度合いが強く、支持は正式な支援ではないといったニュアンスがある。

【選挙のお金はどこからくるのか】
選挙には多額のお金がかかる。候補者がよほどの資産家でない限り献金を募ることになるが、企業献金は政党に対してのみ可能で、個人に対してすることができない。そのため、個人からの献金しか受けられない無所属の候補者は、政党所属の候補者との間で資金力に差が出るともいわれている。

政治家は、資金を集めるためにパーティーを開くことがある。政治資金パーティーといって、政治資金規正法でも規定されている。参加券1枚2万円が相場で、およそ8割が政治家の収入になるという。利益を出すために、食事代や会場代を節約することが多いが、その収支は総務省や都道府県の選挙管理委員会に届け出ることになっている。

いかがだっただろうか。こういった豆知識を知っていると、選挙がより楽しくなるかもしれない。



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