昨日、何とか麻綿原高原(まめんばらこうげん)に行ってきましたにっこり


台風の影響で、通行止めが多くてあせる

たどり着くまでに車一台の細い道だったり、落石注意の看板にドキドキしたり、崖から落ちるのではと思ったり泣

何度も引き返そうかと思いながらクネクネ道を登りあせる


なんと、そこを歩いて登っている人もいました驚き

ハイカーに注意とは書いてあったけど…




駐車場まで何とか行けて、そこからは歩き






この階段の上にお寺があります


歩いてきた人には地獄の階段に思えるかも真顔

車で行った私にもきつかったです。




そこら辺に不思議な像がありました。




ボケ除 観音地蔵


「年を取ったら少々ボケたふりをした方が楽」


分かる気がします笑


同居していた祖母が認知症で在宅介護をしていたので、それはそれは大変でしたネガティブ


同じ話の繰り返し

否定すると怒りがすごい

物を盗まれたと騒ぐ

お漏らしを人のせいにして怒る

部屋中、ウンコだらけにぬりたくる

片付けをしない汚す

一晩中騒ぐ

徘徊で家から出て行ってしまう

親戚の人に嘘をいいふらす(母の悪口)これはボケる前からのこと。


認知症の人が全員こうなるかと言えば、違うと思います。

元の性格もあると思いますあせる

祖母はボケる前から性格が悪かったです。


何よりも大変だったのは、親戚の人の心無い言葉がキツかったと思います。


もっとちゃんと見てちょうだい。

お母さんが果物が食べたいって言ってるけど、言えないみたいよ。

怪我したのは、ちゃんと見てなかったからよ。

お母さんが暖房をつけてもらえないから寒いって言ってるからつけてあげて。


自分がやらないのに他人に要求するのは違うと思います。

それなら自分が家に呼んで介護をすればいいのです。

果物を買って来て食べさせればいいのです。


母はちゃんと優しく介護をしていました泣

暖房もつけていたけど、暑いから消してと言っていた。

果物も毎日出していた。

24時間見ることなんて出来ないから怪我をすることもある。

ウンコを漏らした時も「誰がやったんだい!」と怒鳴る祖母に「私がやったんだよ、ごめんね。お風呂に入ろうね。」って体を洗ってあげていたんです。


1番辛いのは理解のない人からの心無い言葉。

祖母は嘘をつけば優しくしてもらえると思ったのだと思います。

実の子供と同居したかったから嘘をついたのだと思います。


祖母は最後、徘徊の後(母が後をつけて見守っていました。)家に戻り、母と一杯のお茶を飲んだ後にスーッと後ろに倒れる様にして安らかに亡くなりました。


86歳、寿命を終えたのです。


なのに叔母から「母の死因は転んで頭をぶつけたせいだ。」と言われました。


叔母は本当に失言が多いのですが、本人はそれが悪い事だと思っていません。


前にブログに書いた「ねころり、趣味を見つけなさい。」と言ってきた叔母です。

叔母は根掘り葉掘り話を聞き出して、皆んなに言いふらすので会話にも要注意です魂


1番上の姉は大喧嘩をしてしまいましたが、喧嘩は後味の悪いもの。

仲良くなれるための喧嘩なら、いくらでもしなさいとは思うけど。

言っても分からない人に対して喧嘩をしても疲れるだけだし意味がないですよね。


実際に姉が叔母と喧嘩したあと、叔母が私に言ってきた言葉は

「1番上の姉ちゃん、あんなに怒ってどうしちゃったの?」でした。


人との距離の置き方

スルーの仕方

賢く生きていかなければ、自分の心が病んでしまいます。


話がとてもそれてしまいましたがアセアセ




寺のお堂は自由に入る事が出来ます。


パワーブッダと握手しましたニコニコ











96段の階段を一段を一歳と考えて、自分の年齢まで登ります。

自分の年齢で立ち止まり、上を見上げて

残りの人生、老と病と死があると凝視

そりゃそうですよね。


チコちゃんに叱られるボーッと生きてんじゃねぇよ!

にならないように生きないとですね昇天


私の人生のほとんどボーッと生きてた気がしますけど。



景色を眺めて


紫陽花









少し休憩をして山を降りましたにっこり

対向車がいなくて良かったです。


紫陽花よりも、何だか人生について考えさせられるお寺でしたあせる

てか、道が怖くて何度も引き返そうと思ったわ。