続 歯の問題について | いーちゃんの足跡 乳児B細胞性急性リンパ性白血病

いーちゃんの足跡 乳児B細胞性急性リンパ性白血病

2019年3月26日に娘(発症時、生後6ヶ月)は乳児B細胞性急性リンパ性白血病と診断されました。
現在闘病中です。このブログでは少しでも多くの方に臍帯血の認知度を上げること、そして、家族の記録として、いーちゃんの闘病について綴っていきたいと思います。

父です。久しぶりの更新になりました。
娘は変わらず元気に過ごしています。
先日、定期検診に久しぶりに娘と二人きりで行きました。
今回は血液内科の検診と、歯科の検診がありました。

まず、午前中は歯科。
予想はしていたことながら…
今回、レントゲンをとって永久歯の状態を確認しましたが、
下の臼歯4本、上の臼歯2本、歯根そのものがありませんでした。
影もないような状態であったので、生えてこないだろうという予想です。

また、前歯も上の歯の中切り歯は生えてきますが、その横のいわゆる、
真ん中から二番目の歯、側切歯については非常に細く、
きちんと生えてくるかどうかもわからないということでした。
他、全体的に歯の長さが短く、衝撃に弱いので、折れやすいということでした。

具体的に治療ができるのは、娘が大学生になる頃になるようです。
あごの成長が終わるまでは積極的に治療しても、また形が変わっていくからという説明でした。
なお、治療といってもインプラントなどは保険適用外で、高額です。
白血病と、その治療の影響であり、発現の仕方としてはADHDや、
抗がん剤の副作用と同等ではないのかと思うのですが、
こと、歯に関しては、審美的な治療は保険適用外となります。

歯は人の表情に大きく影響があります。
多感な時期に、自分の容姿に自信が持てないなど、そういったことにならなければいいなと思っています。
最悪、お金をかければ何とかなるのは何とかなるので、
それまでに頑張ってお金を貯めないと、と、具体的な決意もできました。

午後は血液内科でした。
成長曲線は-1SDではあるものの、本当にきれいにその曲線にそって成長しています。
最近は下の妹もそうなのですが、二人してかなり食欲が旺盛で、心なしか、顔がまん丸になってきました。
血液検査の結果も大きく問題なしでした。

今後、二次性徴がうまくいけるかどうかが問題だということを言われましたが、
いずれも、基準に満たない数値であれば、ホルモンの注入ができるなど、
医学的なフォローをしていけるということでした。

ただ、微妙なのが、成長や数値が基準以下でないと治療できない、
という、こともあり得ます。これが毎回、微妙だなと思ってしまうのですが、
治療できる出来ないについて、ある基準で線引きがあるということは、
国民皆保険である以上、制度上しかたがないことだなと思います。

ともあれ、もう、娘は5歳で年長さんになりました。
毎日、朝起きた瞬間から寝るまで、ずっと遊んでいないと気が済まないようで、
外に連れ出したりすると、真っ暗になってみんな帰ってしまうまで遊び尽くします。
そのあと、家でもまた遊び、お風呂で遊び、と本当に一日中遊んでいます。
誰に似たのだと思ってしまいますが、毎日楽しそうに過ごしていて、
ああ、もう、病気も4年前のことになってしまったのだなと、
時間が過ぎていく早さに物思う今日この頃です。

また、経過について記録をしたいと思います。