Web活用コンサルタント
整理収納アドバイザー
鈴木みずほです。
巷では
「好きなことで生きていく」
というコピーで溢れています。
好きなことを仕事にせず、
生きていくために働くという人が圧倒的に多いから、このフレーズに心惹かれるものがあるのでしょう。
しかし、好きなことを仕事にした経験のある
私から言わせていただくと、
好きな仕事でも
対価を得ると
嫌いになることもある。
と感じています。
私はインテリアを見たり考えたりするのが好きで、インテリアコーディネーターになるために、会社員をしながら夜間のインテリアスクールに通い、3年かけインテリアコーディネーターの資格を取得しました。
そして、
オーダーカーテンの営業職兼
インテリアコーディネーターとして
3年間勤務しました。
入社してすぐ、
支給された名刺に
「インテリアコーディネーター」
と書かれているのをじっくり眺め、
「頑張れば夢は叶うんだ」
と胸躍らせたものでした。
しかし、
23時まで残業は当たり前。
工務店やハウスメーカーさんが顧客。
住宅業界は男性社会。
当時は女性の営業職があまりなく、
合コンやろうとか二人きりで会いたいと言われたりと
セクハラまがいのこともありました。
（今はそんな時代ではないと思いますが・・・）
カーテンの柄や色を提案する
打合せの時間は楽しかったですが、
日中は現場で、
ホコリまみれになりながら採寸。
営業職は日中は社内にいると白い目でみられるため、
定時から見積書作成などの
事務処理に追われるルーティーン。
車内で昼食を摂るときに
吐き気をでるほど精神的に追い詰められ、
私はインテリアが嫌いになってしまいました。
「好き」は「嫌い」に180度変わることもある。
大好きな人に裏切られて大嫌いになることもある。
「好き」と「嫌い」は表裏一体。
何らかの影響が加わると
「好き」から「嫌い」に変わることはあります。
好き・嫌いは「感情」だから。
だから仕事を選ぶ時は、
「好き」を基準に選ぶのもいいですが、
「得意」をより大事にしてもらいたいです。
得意なことは、
本人が特別努力しなくてもできてしまうものだから。
自分が普通にできてしまうことは、
他人から見たら、
「すご～い」っていうことがよくあります。
私は生まれつき運動神経が悪く、
バレーボールのトスや逆上がりが出来ず、
子供時代に苦労したし馬鹿にされました。
だから、子供の小学校のママさんバレーボール大会を
どう逃れようかと毎年考えてました。
でもブログを書くことは、
ネタが思いつかない時以外は、
自然と文章が浮かんできます。
文章を書くことが大好きでしょうがない
というワケではありません。
なんとなく「できて」しまうのです。
整理収納アドバイザーの仕事する前は、
片づけできない女でした。
しかし、やり方や理論がわかると、
片づけは「苦手」から「得意」になりました。
片付けは「苦手」と、思い込んでいたけれど、
片づけは空間の整理。
ブログは主張の整理。
整理する、まとめることに関しては、
共通しているのです。
だから仕事選びは、
自分の得意なことを軸に置くと、
心地よく働ける職場にめぐり逢えます。
お給料も大事だけど、
業務内容はちゃんとチェックしてくださいね♪
ひとつの収入源だけに頼らない働き方をしたい人へ。
