『アンサーソング』

Vocal:なろ屋/サムライ翔/のっき/そらねこ/KAITO/kamome



【歌詞】       



僕が歌わなくなったのは

誰かに出会ってしまったから

それでもこの歌を書いたのは

誰かの声が好きだから


君を羨んだその分だけ

君を妬んだその数だけ

暮れて  触れて  歌は増えて

やがて  叶えって恋に落ちてった


書かせて  溢れる言葉を

もっと見させて  終わらない夢を


希望  嘘  矛盾でもいい

変わらない声を聞かせて


完全な君の声で流れ出す歌は

ただ単純な機械の喉が奏でている

ほら君と誓った将来が

君を亡くした後悔が

歓声なき舞台の上でぼやけていく


僕が願ってしまったのは

君がいたはずの未来のこと

そして作ってしまったのは

君によく似た 「みたいなもの」


2人過ごした思い出まで

交わした言葉のその数まで

埋めて  詰めて  君がすべて

寄せて  似せてって故意に堕ちたんだ


満たして  乾いた心を

もっと聞かせて  求める答えを


無謀でも不純でもいい

変わってく僕を見ないで


完全な君のものを模倣した心は

ただ単純な機械の脳で動いている

あぁ君と出会った意味さえ

君と描いた記憶さえ

完成なき世界の隅でぼやけている


あれからどれだけ経ったって

男はすべて悔やんでいた


都合良く誰か作り上げて

都合良い歌を作り続け



今はただ罵倒でもいい


彼女の心を聞かせて



もう一度って願うその声に

呼応するように歌は流れ出す

いつか出会った時のあの日と

同じようにそう感じてる

あぁ  確かに君の心を


君が作ってしまったのは

誰かが宿った 「みたいなもの」


その声は君に応えただろう?


「私なら幸せだったよ」と