こんにちはニコニコ

ブログ更新が遅くなってしまいすみません!

 

さて、一昨日、ミュージカル『パレード』、無事に大千穐楽を迎えました。

一月の中旬に東京芸術劇場で開幕して、大阪、名古屋、富山公演と、無事に走り切ることができたこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです星

このような状況のなか、足をお運びくださったお客様、『パレード』の公演の成功をお祈りくださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

急遽決まった出演ということで、本当に沢山の方に助けていただきながら、なんとかここまで走り抜けることができました。

 

約2ヶ月前、お稽古に合流した、はじめの日。

朝に演出家の森さんやスタッフさんに歌とお芝居を見ていただき、急遽出演が決まった直後のお稽古。

森さんに紹介していただき、緊張と不安でいっぱいでガチガチに固まりながら、カンパニーの皆さんの前でご挨拶をさせていただいたのですが、カンパニーの皆さんが「一緒に頑張ろうー!!」「よろしく〜!!!」と明るく温かく迎え入れてくださって...本当に本当に心強くて、皆さんの優しさに救われたのを覚えています。

メアリーという役と向き合っていく中で、沢山悩み、沢山壁にもぶつかりましたが、いつも森さんが厳しくも愛のあるnotesで導いてくださり、そしてカンパニーの皆さんが温かく気にかけてくださり沢山助けていただきました。

大千穐楽のカーテンコールで、大好きなパレードカンパニーの皆さんと過ごした稽古や本番の日々を思い出してしまい、感謝の気持ちと寂しさで涙が止まりませんでした。

(その後、同じ袖にいた、敬子さんやそんさんや沙季さんが「よく頑張ったねえ〜〜〜」と抱きしめてくださり、余計....もうダメでした...涙)

(↑ホリプロステージのインタビュー記事より舞台写真をお借りいたしましたカメラ)

 

 

『パレード』と、メアリー・フェイガンと、全力で向き合ったこの二ヶ月間、本当に貴重な経験になりました。

 

「追悼記念日、おめでとう!」という最後のメアリーのセリフ。

人種や南北なんて何も気にしていない無邪気な子供が、笑顔でレオにかけた言葉。

そしてその直後に、彼女の友達であった少年、フランキーが、高らかと誇り高く「故郷の赤い丘」を歌い出す。

その強烈な対比を、皮肉を、生み出せるように、何度も何度も森さんと一緒に試行錯誤しながら作っていきました。

 

この作品に関わらせていただくことになり、私自身、いまも続く人種間の問題について、立ち止まって考えるきっかけにもなりました。

この先もずっと、上演され続けてほしい、多くの方々に観ていただきたい、と強く願っています。

まだまだ書きたいことや載せたいお写真は山ほどあるのですが、長くなってしまうので、また後日、ゆっくりとあげていけたらなと思いますニコニコ

 

改めまして、このような状況のなか足をお運びくださったお客様、公演の成功を願ってくださった皆様、家族のように温かい『パレード』カンパニーの皆様、本当に本当にありがとうございました!

 

 

名残惜しいですが、ジョージア州アトランタに別れを告げ、さて本日からはフランス・パリの『レ・ミゼラブル』の世界へ。

レミゼ2021、初めてのエコールに行ってまいりますフランス

約一年半ぶりにまたあの世界に飛び込むと思うと、今朝からとっても緊張しています。。。

パワーアップしたコゼットをお届けできるよう、精一杯頑張ります!

ではではキラキラ

 

熊谷彩春