『意欲が高く無能』な人間は1番の害でしかない 「モルトケの法則」‼️
【モルトケの法則】
モルトケの法則とは、ドイツ帝国の軍人でプロイセン参謀総長を務めドイツ統一に貢献した軍事学者。
「モルトケは部下を4つのタイプ別に分類して考えた」
① 能力は高い、意欲の低い部下
② 能力は低い、意欲の低い部下
③ 能力は高い、意欲の高い部下
④ 能力は低い、意欲の高い部下
A:意欲が低い人=意欲が低いので自主的に動かないが指示には従う
B:意欲が高い=自分の考えを積極的に実現しようと行動する
<部下を4つのタイプに分ける>
利口な将校、勤勉な将校、馬鹿な将校、怠け者の将校、
たいていの場合、ふたつのタイプが組み合わさっている。
❶まず、利口で勤勉なやつ
これは参謀本部に必要だ。
❷次は、馬鹿で怠け者
こいつがどんな軍隊にも9割いて、決まりきった仕事に向いている。
❸利口で怠け者というのが、トップのリーダーとして仕事をする資格がある
難しい決定をするとき、クリアな精神と強い神経をもっているから。
★用心しなきゃならんのが、馬鹿で勤勉なやつだ。
✴︎責任のある仕事を任せてはならない、
どう転んでも災いしか引き起こさないだろうから。
🔴戦場において、「活動的な馬鹿」ほど恐ろしいものはないって言葉。
🌀 運動会などの団体競技でも、ヤル気があり無能な人がいれば、
なかなか、全員が揃わないし、まとまりが取れない。
🟥🟩 刑事は事件を、ヤル気全開で無能が捜査したら、証拠を消去してしまう、ヤル気がなさそうでバカに見える刑事コロンボは、実は超優秀で頭が切れる刑事なのだ。
▪️企業経営でもヤル気がある無能は、経営の足を引っ張る。
✅ 無能なのに、ヤル気満々で、しゃしゃり出て問題を引き起こす。
「Netflixは接待交際費に上限はない」
なぜか?
<無能な人間は元々採用していない>
優秀な社員しか採用していないので、
ヤル気のある無能な社員は、そもそも採用していないからだ。
✴︎優秀な社員は接待交際費を使った額より、企業にもたらすリターンが多い事を、経営者は、見抜いているからだ。
🔘 永谷園の創業者・永谷嘉
創業者の永谷が一人の男性社員を呼び、こう告げている。
出社は自由・経費は使い放題・報告書も不要。
任務は新商品のアイディアを考えること、
創業者の永谷が発案した「ぶらぶら社員」だ。
その結果、ロングセラーとなった「麻婆春雨(まぼうはるさめ)」が生まれた。春雨に麻婆味をつける発想の結果だった。
【日本人が無能者に何故なるのか?】
▪️学生時代に勉強ができた人ほど無能になりやすい(暗記主義の弊害)
優秀なエリート・サラリーマンになる=楽に生きていけるからだ、
水は高き所から低き所に流れるのと同じことだ(毎日同じルーティンで努力しなくなる)、思考停止の状態になる。
▪️日本人は、狩猟民族ではなく農耕民族のDNAを持っている
地震の時に、同じ方角に逃げる事と同じで、集団行動を好む傾向にある、群れる事が好きなために、新しい発想が出来ない無能者になって行く、独創な物を産み出すには孤独で生きていくしかない。
『ピーターの法則』
ピーターの法則とは「能力主義の階層組織の中において、人は自らの能力の極限まで出世する。しかし、能力を有する人材は、昇進することで能力を無能化していく。そして、いずれ組織全体が無能な人材集団と化してしまう」という衝撃的な内容のこと。
<ピーターの法則を回避するための解決方法>
⑴: 昇進させず、昇給
⑵: 昇進前に訓練
⑶: 昇進後に「無能」になった場合、一度降格
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