こんにちは。
昨日はおひとり時間DAYでした。
6時間程度のひとり時間があってはじめて
ようやくやりたいことができる
のんびり型のまるるんです
とは言え
そういう日に限って睡眠不足です。。
母のデイの前日は
姉宅に泊まることが多いので
結局、寝不足になるわけです
最近では
発作らしい発作がなくても
突然話さなくなった後におかしな事を言ったり
突然笑い出したりと
「コレ」という前兆もない状態です。
夜は寝息が聞こえないと心配になり
常に耳をすまして寝るので
夢を見ながらの浅い眠りが
続きます。
イビキをかいている時には
途中で明らかに無呼吸になるので
こっそりベッドのG-upをしたりします。
かかりつけ医で処方して貰っている
薬のおかげで
夜のトイレはだいぶ落ち着いています。
寝つきの悪い時の最初は23時ですが
それ以外は1時が最初で
後はたいてい3時半と5時半前後に
トイレへ行きます。
ありがたいことに
相変わらず身体は元気なので
今でも散歩へは連れ出しています。
デイは何度聞いても
週一以上は行きたくないと
強く拒否しているので
YouTubeを観ながらの体操もかかせません。
忘れることはもちろん増えていますが
正しい言葉はかなり出なくなっています。
そして
本人の言ったことを確認しようものなら
「そんな事言ってない」
「〇〇ちゃんが言ったんじゃん！」
とイラつき始めてしまいます。
化粧水を髪の毛に付けたり
コップの水にハンドソープを入れたり
シャンプーで顔を洗うのは
もう日常茶飯事。
食事はもう
口に食べ物が残っているかどうかも
自分ではいまひとつ分かりません。
なので
常に「どうしたらいい？」と
分刻みで指示を仰ぐ状況です。
だからと言って
それに対して
「なぜ聞くの？」「いつもやってるでしょ」
と言ったところで
本人こそ分からないことなのですから
仕方ないですよね。
姉は
「よくそんなに冷静に対応できるね」
と言いますが
私だって結構
イラついてガミガミ言うことがあります。
基本的に感情型で
最近ではそのことでしでかした昔のことを
後悔したり反省する日々ですから
今日、TVを観ていたら
杉村太蔵さんが
「優れたリーダー？は常に機嫌がいい」
と言っていました。
機嫌良くいることはとても大切なんだと
今さらながら強く感じていた私には
大ヒットの言葉です。
そして
以前明石家さんまさんが
「自分に期待してないから落ち込まない」
というようなことを言っていました。
他人であっても自分自身であっても
期待するから
ガッカリするしイラついたりする。
頭ではわかってはいても
ついどこかで期待して
思った通りの反応がないと
失望したり落ち込んだりする。
そして
それによって自分で自分の機嫌を
損ねてしまう。
毎日笑顔で機嫌良くいられたら
どんなにいいか…と
以前は思っていました。
でも
その機嫌の悪さは
全部自分が招いていたことです。
そして今
人生の大半を
勝手な期待を持って送って来たことが
とても残念でなりません。
自分に期待したり自分を過信していることも
その時の自分には
分からなかったりします。
自分自身では
ただただ頑張っているつもりだし
他人への期待も
自分を平均値だと疑わないから。
けれど
実は自分自身はとても偏っているし
自分のみならず誰しも
同じように違う偏りがある。
その偏りが個性でもあり
自分だけのものだからこそ
誰かに期待することではないんだと
そう思います。
そして
自分自身のその頑張りこそ
実は過度に自分に期待しているからに
他ならないのかもしれません。
母にイラつく時は
「こんな自分」が
許せないからだと思うのです。
こんな自分では…
こんなまま年齢を重ねても…
この先どうなるんだろう…
そんなことに気持ちが奪われて
自分の現状が許せずに
自分の中の優しさが消えてしまうのです。
けれど「こんな自分」を
誰も責めることはなく
ただただ自分で勝手に
苦しくなっているだけ。
そしてそんな私にイラつかれがながらも
母はできることをしようと
ただ必死に生きている。
そんな
自分の人生をただ生き続けている
この母に
穏やかに過ごしてもらいたいと
願いはただそれだけなのですよね。
気持ちがようやくそこに留まるようになり
私自身が機嫌良くいることが
母が穏やかに過ごせることなんだと
思うようになりました。
もちろん
本当は病気が治れば
そんなにいいことはないのでしょう。
希望と期待は同じじゃない。
だから
希望は捨てずとも
期待はしないようにしようと思います。
そんな92歳は
今日も胃腸は元気
200gのハンバーグを
スープとご飯付きで食べ
サラダバイキングとデザートもしっかり
（私たちはご飯もスープもなしなのに…）
何度も姉と私を言い間違え
まったく辻褄の合わないことを言い
よく寝て私と一緒に体操をし
TVのテロップを声を出して読みました。
これが今の母の
通常運転なのです。
そして私も
そんな母をどう楽しませようかと考えながら
自分のことも悩んで楽しむ毎日が
今は通常運転なのですよね。
本日も最後までお読みくださり
ありがとうございました