恐怖症にはいろいろあるけれど

不眠恐怖っていう恐怖症があるなんて

この年になるまで知らなかったわ。 



人間の脳ってつくづくやっかい。

いろんなコトやモノが恐怖の対象になる。

でも、眠れないことを恐れる、ってなんやねん

だよ。



不眠恐怖。

今の私が、ソレです。

内科でもらった比較的安全なはずの

ルネスタという睡眠薬、

飲むか飲まないかの深夜の葛藤が

ここ1週間くらい続いてる。



きっかけは前回の記事のこれ。





久しぶりの仕事を控えて

3日前の筋緊張から始まった不眠。

職場で使い物にならないと困るから

連日眠剤投入してその日に備えた。


1日なら頓服でよく使うけど

ルネスタを3日連続飲むのは初めて。

仕事を終えた日

つまり4日目に飲むのやめたら

朝まで一睡もできなかった。


ものすごく眠いのに

脳がワサワサして眠れない。

そのおかげで日中死ぬほどだるい。

そうなるともうダメ

次の日は夕方からソワソワしてしまう。

今日も寝れなかったらどうしよう

って。



ベンゾジアゼピン系の眠剤でも

数ヶ月使わないと

耐性や依存は形成されないはずだから

私の場合は薬の影響というよりも

単純に恐怖症が発動しているんだと思う。

半年前も似たようなことがあった。



薬飲んでいないから今日は眠れないかもしれない

という恐怖。


でも飲んだら薬がますます手放せなくなるかもしれないという恐怖。


怖い、どっちも怖い。



不眠気味とかあんまり眠れなかった…

そんなレベルじゃ多分不眠恐怖にはならない。

眠くてたまらないのに一睡も眠れなかった。
寝返りの回数が尋常じゃなく
恐れれば恐れるほど
思考が高速でグルグル回り続けて
脳が沸騰しそう
その逃げ場のない体験が恐怖心となって
記憶に刻まれる。

恐怖にかられやすい私の脳

まんまとつかまってしまいました。




↓不眠になる度、こちらを縋るようにして読む。

経験者の言葉には重みがあり励まされるから。






とりあえず、根気よく徐々に減薬しながら

少しずつ恐怖が和らぐのを待つしかないかな。