こんにちは。広島県福山市、福山駅前のイロドリ矯正歯科です。
「スマイルアーク」という言葉をご存知でしょうか。
スマイルアークとは、上あごの前歯の先(切縁)を結んだラインのことをいいます。下の写真の黄色いラインがそれにあたります。
良いスマイルアークを形成することは、
素敵な笑顔を作るためには非常に大切な要素になります。
以前に以下のブログでもお話しましたが、
矯正治療では笑顔の分析も行っています。
人と人とのコミュニケーションを重んじるアメリカのテキストでは、
SMILE ANALYSIS(笑顔の分析)
の項目の中で、必ず出てくる言葉です。
「きれいなスマイルアーク って?」
そこで、どのようなスマイルアークがきれいとされているのでしょうか。
上の写真の黄色いラインのように、
緩やかにカーブし、下の唇に沿っていること
が適切なスマイルアークです。
これが、真っ直ぐな線であったり、
逆に上向きのカーブであったりすると、
ニコッと笑った時にかなり違和感を感じます。
そのほかにも、前歯一本一本の正しい高さも重要なポイントです。
例えば、上の前から2番目の歯(側切歯)は、
通常真ん中の歯(中切歯)よりも約0.5mm後ろ側かつ上側に位置しています。
このような位置関係を正しく再現することも、
素敵な笑顔を作るための重要なポイントになります。
スマイルアークを作り上げるためには、
矯正治療や補綴(ほてつ)治療(被せや差し歯などの治療)が必要です。
ただし、虫歯などがない場合には、
天然歯を削ったりしない矯正治療による改善をオススメします。