虐待になる人は『自尊心』が酷く傷付いています。



それは、


親からの言葉であったり

人との比較であったり

自分をどう思っているのか、自分の作り出した信念だったり。




傷付いた心で人と関わるうちに相手のことも酷く傷付けていきます。


私が子供たちとうまく関係を保てなくなくなったことを振り返ると下記のようなイメージです。

炎(怒り)のキャッチボールをしているようなイメージ。


こういう時に『理論的な本』を読もうが
「落ち着いて」「○秒ルールでその場から離れてみたら?」とか言われてもなにも響きません。

炎の無い人の言葉も、ある人の言葉もデッドボールになって、傷を深めます。



なので、虐待に対処するためには2つ

①自分で対処出来ない、自分も傷付いているときにはその場から逃げる
②自分に怒りの炎がない時に
必要な道具を持ってキャッチボールに行く。

「逃げる」か「道具を使う」かです。


その必要な道具とは

言葉・態度・表情です。



・友好的な態度や表情や優しい言葉で傷付いた自尊心が回復されるまで根気よく関わる。


・相手をいつも機嫌が悪い、嫌な人と決め付けずに相手の良い面を引き出すように心がける。


・悲しさや怒りを察して声をかけるなど。



これは一人一人にも出来ることだと思います。


ただ、この道具を使えないときは逃げていいので、さらに傷付くのだけはやめたほうがいいです。

私が虐待を打ち明けたときに、
私のもとから去っていった友人もいますが、
今となっては『それは正しい。』と思います。


無理に救うことだけが友情じゃないし、
自分を守ることが一番大切な事だと思います。


自尊心を回復して、

傷付け合う言葉や態度、表情の習慣を変えて、
お互いを尊重したコミニュケーションを取ることが最終ゴールです。



なので、
虐待に対処するため、怒りを鎮めるためには

「逃げる」「道具を使う」かです。