うちの次女(小1)は朝からき不機嫌を撒き散らすので


思うように準備が進まないとか

出したくない宿題があるとか

歩いていくのがめんどくさいとか


理由をつけて学校の準備を怠ります。

時間を守らず、良しとしようとします。



私は私で


起業してから

朝から不機嫌を撒き散らして

アレやりたくない。コレも嫌だ。

と言い訳ばかりしてたので


酷い劣等感も

やることを後回しにするところも


以前の私そのもの。

今はちゃんとやることやるようになって、

朝も機嫌良く過ごすように変えました。


厄介なのは、


相手の酷い劣等感に吊られて

私も劣等感や優越感を出してしまいそうになります。

怒鳴って上下関係を強めようとしたり、「なんで!?」とこちらの意見を押し付けようとしたり、叩いたり。



今、ナポレオン・ヒルを元に

良い時と悪い時の違いを考察中なんですが

あとは『決断力』と『責任』だけ。



今はまだ私に『決断力』と『責任』について書く勇気がないので


図書館で色々と本を借りて

参考になる考えや具体的な方法はないか

アウトプットするためのインプット中です。

来週書く予定です


その借りた本の中に、アドラー博士の本もあり

私がいまいち乗り越えられないものは

“何か?”探しながら読んでみたのですが



それは『相手の劣等感を理解すること』

だったんだな~と気付きがありました。



18歳のときに、たまたま読んだアドラー博士の子育ての本を保育士の姉から借りて読んだときに



私の素行が悪かったのはこれか!!


と思ったのは、劣等感についてだったようです。



同じ本ではないけれど、劣等感について

アドラーのどの本にも必ず出てくるので理解を深め中です。



私が変わるきっかけになったことに

“自分の劣等感が理解出来たから”

ということがあります。


劣等感を理解して

優越感からしてしまう行動を止めた。


劣等感をいつもいつも再現してしまうから


再現しないように工夫しました。



他に借りている本にも参考になる言葉掛けが乗っていて

『的外しの言葉』と『肯定の言葉』を相手に掛けるというもの。


なんかわからんけど、当事者の経験から

こういう風に声をかけられたら良かったのに

ということを自然と後輩にも掛けてましたが

まさしく、『的外しと肯定』を自然とやってました。

『理想の上司になりたい』と思って奮闘してたら自然とどこかから吸収してたみたいです。



次女も長女も根っこは同じで劣等感の塊なんだなーと本を読んでみて思っています。

過去の私も劣等感の塊でした



そんな次女の素行に振り回されるのも

そろそろ飽きたなーと。


劣等感が強いと「ごめんなさい」を言うと負けたように感じて絶対言わないので


今日はそこの修正から。



机を蹴り飛ばしたので

今までなら手が出るところですが


馬乗りになって「ごめんなさい」の言葉が出るまで根比べしました。

うちは暴れるタイプなので、正座をして対面で叱るのは無理そうなのでこのスタイルの選択です

その間ずっと目を見続けます。

泣き声を聞きます。

たまに「してはいけないことをしたら何て言うの?」と質問して


「ごめんなさい」と本人が言うまでに

一回目は40分くらい時間がかかりました。

二回目は10分

三回目は即答できるようになりました。

※これは矢野惣一さんという方の本を参考に行動してます。一番↓下に乗せました。


〈追記〉

子供に馬乗りになって矯正できるのは

親の言葉が耳に届く子ですね。

子供が親に反感しか持てないときには

逆効果に感じたので今はしていません。


叩いて矯正するのは

劣等感があると

『私は嫌われているに違いない』

『私は何も悪くないのに叩かれた』

と思ってしまうのは私の経験でわかるので


全く役に立ちません。



役に立たないけど、

私は優越感を感じるためだけに

子供に罰として叩くことがありました。


劣等感への理解がなければ

何度も同じことを繰り返すものだと思います。



これで机は蹴らないようになれば良いですが

理解してくれていれば

問題行動は減っていくはず。

あとは根気よく繰り返すしかないですね



そのあとに、宿題の漢字ドリルを後回しにしてやっていなかったのでやり始めたのですが


漢字を一行書いたところから進まなくなりました。



「字が綺麗じゃない」という言い訳を使って

劣等感の再現が出てきたなーと思いました。

“私はバカだ” “私は出来ない”と次女は思い込んでるので。



根気よく

「やることやってから文句言って!」と声を掛けてみたり


他の姉弟に問いかけてみて

「○○は、宿題をやってる?」と聞いて

「やってる」と言ってもらったり。

他人からの評価が自分の思っているものと違うと新しい刷り込みになるので



結局、食べたかったパンがあったらしく

パンが机に出てくるとさっと宿題を終わらしてしまいました。


「字が汚いからやり直す」とも一切言わず。



やれば出来るのにやらないのは

その子の劣等感のせいもあるので


親だけの問題ではなく親子の問題なんだなと。

改めて自分の育った環境は良いものでは無かったなと再認識しました。

まぁ、親も間違うし、知らないことは出来ないので仕方ないと思います

※子供自身にも問題があるよね。でもそれを叱るのは親の役割だから仕方ないよね。って思います。



親の声掛けから

親の劣等感は移っていくので厄介…。



劣等感が移ると自己中心的にしか考えられないし、

余裕がなくなるし、

自分には出来るんだという自信も無くなる方向に進んでしまうので

早めに修正しないと自殺やアルコール依存、犯罪に繋がりやすいです。



図書館で借りました

アルフレッド・アドラー

『生きる意味』

 



参考図書