一度、人生最大の問題事態が起きたことがあります。
友達からの誘いでやくざの事務所に友達感覚で出入りしてたら、ろくでもないことが起こりました。
やくざ絡みで金銭要求されて300万の借金を作ったことがあります。
組長との不倫を奥さんにふっかけられて
濡れ衣つかまされて
(友人はグルだったのかも？)
そのときに、逃げまわって逃げまわって
大阪まで逃げました。
結局は警察に逃げ込んだので
お金は取られたけど、示談で
お互いに無かったことにしようとなったんですが…。
本当に…、『私は死ぬ』と思った出来事。
そこから、心を入れ替えて
これからは昔の自分は死んだと思って、
- 正しいことをしよう。
- 善いことは迷わずすぐに後悔の無いように実行しよう。
- 自分の心に正直に、嫌なものは「嫌」、助けて欲しい時には「助けて」、好きなものには「好き」と言おう。
と、
- 正しいことをする
- 善いことをする
- 自分に正直に生きる
と染々思います。
正しいこと、善いことをしてたら
公明正大に、正々堂々と生きれるかな？
と思って考えたところが
新しい人生、人生のやり直しのスタートになりました。
それまでの自分は
悪いことを隠れてコソコソしたり、
(コソコソするってことは自分で悪いって思ってるよね(笑))
陰で人の悪口を言いまくって人をおとしめようとしたり、
(正当な文句があるならま真正面から言えばいいのにね。)
変なプライドがあって、
人に困ってる姿を見せるのが嫌いだったし
人に助けられたら負けると思って強がって、人を避けてた。
(助けられたら、助けや恩を返せばいいだけなのにね。)
まともに生きた記憶がない(汗)
何が善いことか悪いことか
深く考えたこともないし
人の迷惑なんて考えたことないし
常に人より偉くなりたくて
常に自己中で
常に情緒不安定で
毎日、アップダウンする感情に振り回されて…
その日常が『当たり前』『普通』だと思っていました。
なので、一度落ち込んだら中々浮かばないし、
怒りで瞬間的に我を忘れるくらい怒ることもあったし、
楽しいときにはトコトン楽しい。
心が優しいとか
誠実とは無縁の人間でした。
天真爛漫風な自己中。
そんなベースが私の根底にはあります。
それが
仕事をきっかけに
環境が変わったことで
改善というか矯正してきたので
どんな人も
『育った環境』や『知らないこと』があるがために
悪習慣で生活していれば
運の無い人生。
感情に振り回される人生。
悲観的、感傷的な人生になる。
と、思っています。
だから、親がどんなに草でも
それは親だけじゃなくて
親の親から伝わることもあるだろうし
『親もそうしたくてそうした訳じゃないかも知れない。』
という風に思うようになりました。
本当に、実家に居たときには
心ない親の言葉に傷付いたり
言動に痛め付けられたけど。
相当に恨んでていつ殺人するかわからないような心境だったけど、実行しなくて良かった。
死にそうになって
迷惑をかけて
離れてみて
自分が変わってみて
初めて親に『愛情が無い』と思っていたのを
心が思っていた素直な気持ちで
確認することが出来ました。
「姉と比べられるのが嫌だった」
「私はそのこ川で拾ってきたって言ってたから要らない子供なんでしょ。」
「私はどうせ愛されてないんでしょ」
確認した時に親から言われたのは
「(姉と比べたのは)そんなつもりはなかった。ごめんね。」謝罪のことば、もっと早く聞きたかった
「要らない子なんかじゃない」
「お母さんはご飯作ったり世話をするのが愛情だと思ってやってた」
と、言われました。
母の思っている愛情は身の回りの世話。
私が欲しかった【優しさや心遣い、優しい言葉】とは
全く違いました。
本当に心の底から
愛情って、持ってても
伝わらなければ
全く意味が無いんだ！？
と思った出来事でした。
愛情の無い親はいないと思います。
悪い習慣で愛情表現しても伝わらないから
そこに見えないだけで
一応『ある』らしいんですよね。
その出来事から
愛情って
表現したら見えるようになるんだ
って、学んだはずなんですけどね。
すっかり、心に蓋をしてたら
忘れてしまっていました。
そりゃドン引きな過去、隠したくもなります…。
私の恥ずかしさはこの経験を認められなくなったからかも。
この過去の経験がなかったら今の私じゃないのに綺麗な部分ばかり見て
過去を無かったことにしようとしてた。
心に素直に正直になれないと
すっかり心の蓋がガチガチになって固まっちゃうけど
人生最大のピンチは
人生最高のギフトでした。
おかけで心に正直になれた。
でも、悲しいかな
忘れたり隠そうとしたら意味が無いらしい。
心に正直じゃない状況=虐待
だと思う。
本当に、
自分の心に【正直・素直】になるのが
一番難しい…。
一番難しいからこそ、価値があると思う。