日本のモノづくりのすばらしさを
改めて感じました!
毎日の食卓から丁寧で上質な暮らしをつくる
秘密の彩りごはん
ブログにお越し下さり
ありがとうございます
東京 港区にある
普通の家庭料理を
とびきり美味しく作れるようになる
マンツーマンのお料理教室
彩りキッチンの恵美です
娘が年長さんの時に
お誕生日プレゼントに
母にリクエストした鉛筆削り
渋い選択(笑)
当時娘は筆箱に入るような
コンパクトなものしか持っておらず
お友達が持っていた
ハンドルをくるくる回す
いわゆる「鉛筆削り」にあこがれて
おばあちゃまにおねだりしたのでした
ネットやらカタログやらでいろいろ調べて
大人になっても使える
スタイリッシュなドイツ製のものや
電動のものなど
いくつか候補に挙がったのですが
夫の
昔から日本で作られているものがいい!
と言う一声で
鉛筆削りの代名詞
カール事務機の鉛筆削りに決まりました
あれから5年たち
鉛筆を差し込む部分のゴムが壊れてしまい
「あぁ、買い替えなきゃ」と思っていたら
修理できることが判明
しかも
無償で!
修理品を宅配便でお送りして数日後には
「修理が完了しました」とのお知らせに
宅配便の追跡番号までご連絡下さりました
宅配便も着払いではなく
我が家が負担したのは
最初の送料のみ
納品書をよく見たら
差し込み口のゴムだけではなく
ハンドルなども交換してくださっていました
単価のお安い鉛筆削りなのに
利益は出るのかな?
せめて返送は着払いでもいいのに
と心配しつつも
アフターケアまで充実している
ニッポンのモノづくりに感動したのでした
家電量販店に行くと
日本の知識の粋を集めたような
高性能の素晴らしい家電が
びっくりするようなお安い値段で
売られています
お安いのは一見いいことのように思われますが
利益を出し続けるために
メーカーは古い機種の修理部品の在庫は抱えず
どんどんモデルチェンジをして
新しいものに
買い替えてもらわなくてはなりません
ごみを減らそう
持続可能な社会を作ろう
という世界的な目標とは正反対な動きですね
私の知人は10年以上前のポルシェを
メンテナンスしながら乗り続けています
10年どころか20年前のものでも
ちゃんと部品があって修理できるのですよね
最初にきちんとした対価を払ってもらえれば
メンテナンスでも利益が出るので
企業は無理にフルモデルチェンジをしなくてもいいわけです
良いものを
適切な値段で買う
心掛けていきたいなと改めて思いました
バーミキュラのお鍋も
剥げてきたら鋳物のかけ替えができます
最初はお値段が張っても
ずっと使い続けることができて
結果、お安く済みますよね