暑くなって髪が鬱陶しくなったので、いつもの散髪屋さんに行ってみると、あと1ヶ月ほどで閉店するとのこと。
最初は二人のおばちゃんがやっていたが、ここ数年は一人になり、椅子が一つ減り、営業日が少なくなっていたし、様子が変わっていたのは気づいていた。店内は暗いし、雑然としているし、タバコの匂いはするし、知らない人が入るには勇気がいる感じで、ほぼ常連さんだけだったのだと思う。


ああ、私の行きつけがまた一つ閉店かぁ。
 

この店の場合は高齢化が要因だと思うが、私が行きつけにするところはだんだんと辞めていく。人が少ないところを選ぶからそうなるのは当たり前なのだろう。
 

美術館帰りに寄れる穴場カフェ的な店を見つけて利用していたのだが、”穴場”ではお客さんが来ないので数年で閉店した。味は普通に美味しかったが、普通では通用しないのだろう。
 

ランチに使っていた、こちらも穴場的な料理屋さんは割とお客さんが居たが、料理教室に営業転換した。料理にこだわっていて美味しかったので残念だったが、仕方ない。
 

デパートは好きだが、今の時代に生き残るのは難しくなっているので、残っている店もなくなっていくのだろうな。などと書いていると、デパート内にあった行きつけのアパレル店が無くなるとメールが…デザイナーが変わったのか、会社の方針なのか、私が欲しい雰囲気の服がなくなりつつあった。ある程度の特化は必要だが、常連客が求めているものをアップデートしながら作り続け、それがあった上で特化しないとお客さんは離れるだろう。
 

デパート内のお店では2件目か…メンズはお客さんがいないから仕方ないが、通販だと試着出来ないのがなあ…サイズ感は重要なのだが…新しいところを探すかなあ。
 

新しいお店との出会いの機会が増えたとプラスに考えることにしよう。

と、記事を投稿しようと思っていたら、今朝の新聞に、行きつけにしていたカフェ閉店の記事が載っていてビックリ。

老朽化ということだが、年を経た落ち着きがある良い空間だったのに残念である。

最近、料理の提供はやめてドリンクだけにしていたので、何となく気配は感じていたのだが、はあ、自宅から遠いのでたまにしか行けないのだが、あそこには思い出があるのでちょっと気が重くなった。