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色ことば☆松本朱實です。
2012年11月の満月の日に永眠した母。
12年もの月日を「ガン」と闘ってきました。
入退院の繰り返し、6度に渡る手術、抗ガン剤…
それでも好きな民謡を踊りに行ったり、パッチワークでたくさんの作品を作ったり、前向きに明るく生き抜いた母でした。
でも、常に「ガン」を意識し何度も「死」を意識しては、眠れない夜も多々ありました。
亡くなるまでの2ヶ月、母を一番近くで見続け伴走したのは私ですもの…。
そんな母が自分から描きたいと言ってチャレンジしてくれた最初で最後のパステルアート。
ハッキリ言って絵が苦手だった母(笑)
でも、このパステルは
「楽しい」「癒される」
と喜んでくれて、出来上がったアートを額に入れてあげると、自画自賛していました。
「なんかスッキリしたし、私でも描けるんやな」
と嬉しそうな笑顔で、アートを眺めていました。
指で描くこのアートは、本当に癒されます。
色を指で直接感じ、そして心の趣くままクルクル指を動かす。
心の表現ですね。
心を表現できれば、スッキリするし、また自分の中から生み出したアートは一段と愛おしくなります。
私には作品として美しいアートはお伝えする事はできませんが、体と心の癒やしツールとして伝えて行けたら…と思っていたら、ご縁を繋いで下さりデイサービスでワークをさせて頂けることになりました。
皆の笑顔が見たい!
私の願いです。
本当の笑顔って、自分を認められた時、自分自身を楽しめた時。
私にお手伝いできる事があれば、本当に幸せです。

