実は、香水が大好きなもので、香りについても書けたら…と思ってました(笑)
アロマについて学んでいることもあり、エッセンシャル・オイルを中心に、香りにまつわることや試してみたもの、学習していて感じたことなど、雑談がてらのんびり書きとめていきたいと思います。
今回は、ラベンダーについて。
花は、イラストに描いてある感じです。
この他にも、精油入りの、ラベンダーのマジックソープを使ってます。
これは、鼻が慣れているので私は判りませんが、使っている時にとても香るようで、温泉などで、どこのメーカーのものかよく聞かれます。
ラベンダーは、ハーブとして売ってあるものを、クッキーに入れても美味しいようで、友人がお気に入りで、ラベンダー入りのものをよく焼いていました。
私は、食用にするのはイマイチでしたが、焼く時の香りは好きです(*^^*)
精油というものを初めて購入したのは、20年程前の北海道。
北海道旅行の記念ならラベンダーでしょ? と、いうノリで購入しました。
「ラバンジン」と「ラベンダー」とあり、テスターで香りを試したところ、ラバンジンの方が気に入ったので、そちらを購入。
扱い方も知らないまま、原液が手についても気にせず適当に使ってました(^_^;)
(強すぎるのですぐ手を洗いましょう!)
因みに、「ラバンジン」は、真正ラベンダーとスパイクラベンダーの交配種で、精油が多く採集でき、カンファーというスッキリ成分が多く含まれているとのこと。
カンファーが含まれているが故にオールマイティは「ラベンダー」。
スッキリ系や草っぽい方が好きな人にはラバンジンの方が合うかもしれません。
ラベンダーの方の主な成分は、酢酸リナリル・リナロール・ラバンジュロール。
中でも、ラバンジュロールが、ラベンダーの特徴成分。
当たり前といえば当たり前なんでしょうけど、「酢酸リナリル」という文字を見たとき、「香りが化学物質から成り立っている」ことに私は軽く驚きました。
化学物質=汚染物資のような使われ方が多いので、自然界の天然のものには化学物質はない…というような先入観があったもので。
まぁ、化学物質からできているからこそ、今現在、合成で様々な香水がつくることが出来ているのでしょうが…。
未だに、何だか不思議な気がします。
ラベンダーは、学名が
Lavandula angustifolia
Lavandula vera
Lavandula officinalis
何語かわからないので、言語によって表現が違うのか、ラベンダーと言われるものが3種類あるのか、その辺りまでは判りません。
詳しい方、教えて下さい(笑)
因みに、Lavandulaは、ラテン語の「洗う」や「青みがかった鉛色」に由来しているそうです。
確かに花は青みがかった鈍色ですしね。私は、あの色も好きです(*^^*)
ラベンダーは、北海道の気候が合うように、フランス・ブルガリアが産地のシソ科。原産地は地中海だそうで、イタリアなどは丁度、北海道と緯度が同じくらいなので、産地としてナルホドな…という感じです。
しかし、疑問だったのが、産地の一つに“オーストラリア” があり、何故か、分類はシソ科なのに低木であること。
調べてみたところ、単に私が知らなかっただけだったようで、タスマニア州 に広大なラベンダー畑の名所があり、実は、世界1の広さなんだとか。
オーストラリアも、名所としてもっと宣伝して良さそうな気がします。
また、ラベンダーは高さは1m程になるにしても、生え方はどう見ても木ではなく、同じシソ科のミントは「草」に分類されるので、何故低木なのだろう…と思ってましたが、50cm~2mになる草は低木の範囲に入るそうでした(ウィキペディア)。
精油の抽出方法は、水蒸気蒸留法で、葉と花から抽出。
フランスの化学者のルネ・モーリス・ガットフォセが精油で火傷を治療し、治療効果の研究を重ねて1937年に本を出版し、そこからアロマテラピーという言葉ができたと言われています。
日本では、精油は雑貨扱いのため、薬事法で効果や効能を載せることは禁じられていますが、フランスなど海外では医療の一部の位置づけで、薬効が認められています。
精油が100%純粋なものかどうかの見極めは必要ですが、日本では処方箋なしで手軽に自分で身体や心の不調に働きかけることができるので(精油は血流に乗って運ばれる)、
興味があったら、精油の正しい使い方を学び、セルフケアに取り入れてみると良いと思います(*^^*)