上京して一週間、体がまだ穢土に慣れておりません。
到着してすぐに感じた灰色の空気感と人混み。
たるんだ生活が続いていたため、手にはまめが、足は筋肉痛。
今回の石垣普請のお手伝いは、飯田橋。
江戸城には俗に三十六見附と呼ばれる、枡形の門を持つ見張り番所があったとされています。
この石垣の対になる相方を修復しております。
飯田橋駅からすぐ、というより、石垣のすぐそばをJRの電車がひっきりなしに通過しております。
現場内には、その電車を一日中見張って通過を知らせるためだけの人員が2人。
とてもせわしないところに来てしまいました。
江戸城 ペーパークラフト
