車がない生活をもう少し続けてもよかったのだが、今月中にどうしても行かなくてはならない場所も多々あり、車検を受ける段取りを進めた。
かつての愛車ジェミニ君はいつもどこかしら壊れていて満身創痍だったこともあり、いつも業者へ依頼していたが、今のハイゼット君は走行距離もまだ5万キロ強、コーナーを攻めるような運転もしていないので、ユーザー車検を試みることにした。
ネット上で情報を入手し、ネットで検査予約。
まずは近所のバイク屋で自賠責保険25ヶ月分を支払う。
その足で町役場を訪れ、仮ナンバーを申請。今回は2日分。
帰宅し、ナンバーを付け替える。軽の黄色から白地に赤の斜め線は違和感がある。県だけでなく町の名前が入っているのは個人的に好きだ。
バッテリー端子を外して9ヶ月放置しておいたのだが、先日接続すると意外や一発始動。拍子抜け。塵積もったボディをきれいきれい。ワイパーのゴムは死んでいた。
9ヶ月ぶりに運転。最初クラッチのつなぎに焦ったが、走り出せばスイスイ。一番心地よい季節の田舎道を稲穂が刈り終えた田んぼを見つつ川に沿って流す。このままずっと走っていたい。が、仮ナンバーなのでそうもいかず。ガソリンを入れ、タイヤ圧を調整。オイル&エレメント&ワイパーを交換。そんで洗車。予備検査は当日直前がよいとのアドバイスをいただいたので、この日は終了。
そして今日、検査場のある仙台まで移動。何かと都合がよいだろうということで、業者っぽくツナギを着ていった。学生以来だ。
検査場の近くに必ず予備検査場があるものだというのは確かにその通り。よくわからないが車が並んでいたので後ろにつく。前の車の業者と思しきおじさんに話しかけると、とても気さくな方で色々と教えてくれ、非常に助かった。予想通り光軸はかなりずれていたが、あとは全部OK。2000円は安い。しかもお茶付きが嬉しい。業者の方だと1万円10回分の回数券らしい。半値だけど、個人だと20年分…。
検査場の受付で必要書類をそろえて記入し、印紙を購入し貼り付け。ここまではおそるおそるながらもなんとか順調。
いよいよ検査へ。順番の車の列が、検査場に流れ作業で少しずつ入っていく。灯火類などの人的チェックはすんなり。が、検査場へ入ってからの流れがいまいちつかめず、後続を待たせてしまった。結局係員つきっきりで検査…。予備検を通しているので一連の項目は問題なくクリア。最後リフトアップして下回りを係員が検査。少々不安はあったものの、見事検査合格。
振り返ってみればたいしたことはないのだが、初めてだったこともあり、疲れた。
合計すると35000円ほど。軽商用車なので普通車と比較すべきではないが、前乗ってたジェミニ君(1.6l)は車検時毎回20万は覚悟していた(最終的には整備工場もさじを投げて廃車…)。あの頃が懐かしい。とてもいい奴だったんだが。
ナンバーを黄色に戻し、車検ステッカーを貼り、晴れて公道を走る。とても居心地がよいことに気付く。その空間、運転の所作もそうだし、ラジオを聞いたりCDを聴いたり、歌を歌ったり、景色を眺めたり、ふと考え事をしたり。そしてちょっと寄り道もしたり。
あぁ、自由だねぇ。
大崎八幡に参拝して帰宅。
後日レカロシートに戻さねば。

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