仙台のおなじみの喫茶店で夕方からのほほんと生バナナシェイクをすすっていた。何人かの常連さんと色々話をしていた。ふと、来店した男性が隣の席に座る。その方も常連客だと知っていたが、店ではお初。なんの話題からかいつの間にか話をしていた。気付けばもう閉店の時間。最近事故で車も体もがたがたということを聞き、家まで送迎することにした。話の中で共通の知人がいることを知り、その意外さにかなり驚く。電話したら彼も意外そうに驚いていた。

明日の予定が村田町へ向かうというので、いろいろ思案した結果、自分か彼の家に泊まることが無駄がなくて良さそうだという結論に達し、急遽そのままお邪魔することにした。

とても話し好き…というか止まらない。気がつけば夜朝の4時。とりあえず寝ないわけにもいかないので寝た。朝、見知らぬ男性に起こされる。

角田市からやってきたというその方、一緒に村田町へ行くために迎えに来る約束だったという。…え!?俺泊まることなかったのでは!?まぁいいけど。せっかくなので一緒に行こうということで、お言葉に甘えてついていくことにした。聞けばこの角田の方もごく最近道ばたで偶然意気投合して知り合った仲だという。しかもよくよく調べてみると8親等の親戚だったらしい。世の中狭いものだ。そして決して古い間柄ではない3人に、さらに角田の方がお世話になっているという証券会社の女性を加え、なんとも妙なご縁の4人の一行は村田町へと向かった。

向かった先は、角田の方の古い友人宅。「宮城の団十郎」といえば知る人ぞ知る存在のようだが、シンガーソングライターとして全国区で活躍された時代、ようやく自分が産声を上げた時期なので失礼ながら分からなかった。昼食をご馳走になり、最近の中国をモチーフとしたDVD、そして陶芸を見せていただいた。何とも不思議で奇妙な流れだ。 そこに自分がいるということがおもしろい。

その後村田を後にし、一旦仙台へ戻った。少し落ち着いてから、また喫茶店へと向かった。なんかふりだしにもどった感じ。この時実はエネルギーの切り替わりのような感覚というか、かなり消耗していた。

3次元的現実世界と4次元的精神世界の狭間のような場所にゆらついていたような。今回のことはいろいろなものを自分にもたらした。まだ咀嚼し切れていない形而上学的なことはしばらくかかりそうだが、何か流れ、動きが出始めている実感はある。

難しく考えないで人脈が広がったということは素直に喜びたい。




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