黒鴨硯の原石によるアクセサリー
最初に造ったものを越えられない。果たして自分が造ったのだろうかと疑ってしまう。
それを狙って造ったわけではなく、だんだんそのカタチになってできあがった。
それをひとつの完成形として、量産を試みているのだが、なかなかうまくいかない。
ある人から言われたのは、一番最初に造ったカタチは手放すなということ。
らせん勾玉 予価6800円
この石だけ、初めて縦と横を変えて造ってみた。硯の石は堆積岩なので通常は層を表にして造っていたのだが、逆にしたらどうなるかと試みた。おそらく割れやすいと思う。
持論ではこれらの石はある意味消耗品だと考えている。お守りとしての役割、形代となる場合、石の許容量を越えた大きなエネルギーを受けた時、あるいは蓄積によって。
浄化することでリセットはきくのだろうが、携帯電話の充電池のようにだんだんキャパが減少する。
割れるという事象がひとつの目安となるならば、初心者向けといえるかもしれない。
クラインの壷は3次元空間では存在しえない。無理は承知で勾玉にクラインの壷の要素を取り入れてみた。
クラインの勾玉 予価9800円
こちらも同様。少し小ぶり。ペンダントとして使える。上のものはアクセサリーとしては少し大きいかもしれない。
クラインの壷 予価4800円
こちらはレリーフ状に造ってみた。
「首から尿瓶ぶらさげてる~」と言われないだろうか…。
お問い合わせ
ガラス製【クラインの壷】ビールジョッキタイプ
ガラス製【クラインの壷】クエスチョンマークタイプ