友人の整体師が仙台に新たに週一でお店を開くということで、ベットの修繕と運搬をお願いされた。いろいろありすぎたので過程を端折ると、結果的に机が合体した棚と、パソコンラック、カウンタチェアをGETした。特別欲しいものではなかったが、捨てるのももったいないということでジェミニクーペに無理くり積んできた。この車、容積は小さいが意外と物は積める。過去に冷蔵庫を運搬したこともある。
まだ引っ越して2ヶ月、ようやく部屋の中のものが落ち着いたかという時に、なんともまぁ。6畳間を効率的に、かつ見栄えよくするのに相当苦心したのだが、これらのオオモノをさらに入れるとなると全体の構想を練り直さねばならない。部屋が狭いので圧迫感がないようできるだけ上方向は避けてきたが、考え方を変更。実際のところ何かするにしても座卓より机のほうが集中できる。このところ天とのつながりを求めている自分にとってはちょうどよいタイミングでのギフトだったのだろう。
レイアウトもデザインだな、と感じた。硯造りとも似ている。使い勝手と見栄えの両立。なかなかに難しい。その他複雑な要因が絡む。各種配線の長さの制約とかも。大小の家具をパズルのように組み合わせ、妥協点を見出す。頭の中の作業が一番ウエイトを占めた。実作業は問題ではない。PC周りのごちゃごちゃした配線も難なく再セッティング。オーディオ関連が少し手間取る。今は亡きNECのアンプA-10がとにかく重い。30キロ近い。その上にパイオニアのDVDプレイヤーDV-800AVが5キロ超。もらってきたパソコンラックが華奢なのでその対策も必要。これらをスピーカーから離れた位置に設置した。考えてみればダイヤトーンのDS-77Zが一本あたり30キロ近くある。ということは今までオーディオを設置していたところにはTVもあわせて100キロ以上の負荷がかかっていたことになる。ピュアオーディオの世界ならまだ軽いほうなのかもしれないが、築50年近いこの小さな貸家には相当辛かったろう。先日持ち上がったスピーカーの物々交換の話も考えてみたほうがいいのかもしれない。
結局モノは増えたがすっきり整頓することができた。使い勝手も向上。見渡せば最近自分で買ったものがない部屋だが、なかなか居心地がいい。ここは重要なところだ。自分の居場所を持てるというのは幸せだ。執着せぬ程度に落ち着きたい。