以前、山の辺の道を歩いていた時に立ち寄った三輪にある酒蔵 (今西酒造さんです) で、お店の方に勧められて購入したのが「鬼ごのみ」という日本酒でした。その旨味と安価な価格にとても惹かれ、たちまち虜になったわけですが、地元でも人気のお酒とのこと。納得です。ただ、そんな2022年の最初の出合いから、一度も飲む機会が無く今に至ります。
* 鬼ごのみ (しぼりたて無濾過生酒):今西酒造 (2022/11/07の記事)
奈良県には、なんだかんだとほぼ毎年訪れていますが、10月下旬〜11月上旬 (2025年の開催は10月25日~11月10日でした) に「正倉院展」があるため、さすがにお酒を飲むために同じ月に再訪するのはどうかなぁ、と感じてしまう程度には、節度は持っているようでした。初対面の時は、11月上旬に提供されていたため、その頃に提供されるものだと思っていたのですが、翌年の同じ時期には、まだ提供されておらず、酒蔵の方にも聞いたところ「まだちょっと早いですね。来週以降ですかね」という回答を頂きました。そして、その翌年も見つからず。恐らく2022年は、少し早めの提供にたまたま出合っただけのようでして、実際は、もう少し後の流通なのでしょう。ラベルにも「冬の風物詩」と書いていますからね。
そして、3年目の2025年。今年はなんと11月下旬の奈良県来訪が決まりました。
主目的は別なのですが、目的の一つと思えるくらいにワクワクが止まりません。タイミング的には、出荷されているはずですので、奈良駅に到着するや否やの勢いで酒屋に向かいます。ショーケースの下に並ぶ鬼ごのみ・・・やはりこの時期になればあるのですね・・・ようやく出合えたことに喜びを感じつつ、ただ、売り先の札が付いています・・・ん? そこには、価格の付いた鬼ごのみは無く、予約済みのもののようです。店員さんに聞いたところ「瞬殺でしたね」とのこと。あぁ、瞬殺ですか。
これはもうダメなのかと、諦めついでに訪れた酒屋さんで偶然発見。前回購入した時は、確か900mlでしたが、今回は普通の四合瓶(720ml)の模様。料金:1800円(税込)。本醸造といいつつもこの味ですから十分以上に安価に思えます。お土産としても購入したい気持ちを抑えつつ、今この時を楽しむことに費やすため購入は1本にします。
味は、以前も思いましたが、本醸造とは思えないクオリティの高さと、スイスイ飲める味わいに感動。案の定、すぐに無くなってしまいました。お酒がすっかり弱くなってしまっているため、明日の旅程を心配しつつ数年ぶりの味を堪能したのでした。
三諸杉の冬の風物詩。皆さんも見かけましたら、ぜひ飲んでくださいませ。
三諸杉 しぼりたて無濾過生原酒 鬼ごのみ
当蔵の冬の風物詩として愛され続ける三十年来のロングセラー酒「鬼ごのみ」。
先代である十三代目が心を込めて醸した本品は、しぼりたての生原酒を無濾過で瓶詰めし、米の旨味を最大限に活かした贅沢な味わいです。
この季節だけの特別な味わいをお楽しみください。
製造者 今西酒造株式会社
◆原材料名 米(国産)・米麹(国産米) 醸造アルコール
◆アルコール分 14度(原酒)
◆内容量 720ml
製造年月 2025.11

